フローリング補修ガイド|自分でできる方法と業者の目安

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フローリング補修ガイド|自分でできる方法と業者の目安
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フローリングにできてしまった引っかき傷や、家具を動かしたときに気づく凹み。床は部屋の中でいちばん面積が広いぶん、傷が一箇所あるだけでも視線が引き寄せられて、気になり出すと落ち着かないものです。

この記事では、傷の深さからDIYで直せるかを見分ける基準、傷の種類ごとの補修手順、道具と費用の目安、賃貸で押さえておきたい原状回復の考え方、業者に頼むときの相場と流れまでをまとめました。

先に結論をお伝えすると、爪が引っかからない浅い傷と1cmほどの小さな凹みは、数百円の補修グッズで自分でも十分に目立たなくできます。下地の合板が見えるほどのえぐれや、水濡れで広い範囲が浮いている状態は、DIYでは仕上がりが安定しないためリペア業者の領域です。

目次

フローリングの傷は自分で補修できる?判断基準

フローリングの傷は、浅い傷や小さな凹みなら自分で補修できます。ただし、深いえぐれや広範囲の剥がれは業者に依頼したほうが確実です。

まずは傷の状態を見て、DIYで直せるかどうかを判断しましょう。無理に自分で直そうとすると、かえって傷が目立ってしまうこともあります。

判断の前に確かめておきたいのが、床材の種類です。表面が薄いプリントシートの床と、木そのものを使った床とでは、選べる補修方法が変わります。見切り材の際や敷居との境目から断面をのぞいて、薄い層が何枚も重なって見えるなら合板を基材にした複合フローリング、年輪が見えるなら無垢材です。

自分で補修できる傷の目安

以下のような傷であれば、市販の補修グッズで対応できます。

  • 表面の浅いひっかき傷(爪や家具の引きずり跡)
  • 直径1cm程度までの小さな凹み
  • フローリングの端が少しめくれている状態
  • 色あせやすり傷が気になる程度のもの

指で触れたときに引っかかりを感じない程度の傷なら、補修クレヨンやマーカーだけで目立たなくなります。

見た目で迷ったときは、スマートフォンで真上と斜めから1枚ずつ撮ってみてください。斜めから撮った写真で影が線になって残る傷は溝が深く、着色だけでは埋まりません。真上からしか確認できない傷であれば、色を入れるだけで周囲に紛れます。

業者に依頼すべきケース

次のような状態は、無理にDIYせず専門業者への依頼を検討してください。

  • 下地の合板まで達しているような深い傷やえぐれ
  • 水漏れが原因で広範囲にわたるふくらみや浮き
  • フローリング全体が劣化して複数箇所に損傷がある
  • 賃貸物件で大がかりな補修が必要な場合

踏むとブカブカ沈む、歩くたびに軋む音が広がっていくといった症状も、表面ではなく下地側で起きている問題です。補修材で表面を埋めても改善しないうえ、床下の状態を確認できる業者でなければ原因にたどり着けません。

複数の部屋にまたがって同じような傷みが出ているときも、1カ所ずつ直すより張り替えの見積もりを取ったほうが総額が読みやすくなります。

傷に爪が引っかかるほどの深さがある場合は、DIYでは仕上がりが不自然になりやすいです。迷ったら業者に相談するのがおすすめです。

フローリング補修に必要な道具と費用の目安

フローリングの補修道具は、100均やホームセンターで手軽にそろえられます。費用は数百円から数千円程度が目安です。

買い足しを減らすコツは、家にあるもので代用できる道具と、代用が効かない道具を先に仕分けることです。補修材をならすヘラは不要になったポイントカードや厚紙で代わりになりますし、拭き取り用の布や綿棒も台所にあるもので足ります。

一方で、補修材そのものと仕上げ用のサンドペーパーは代用が難しい部分です。爪やすりや金属たわしで削ると目が粗すぎて周囲まで白く曇るため、ここは専用品を用意したほうが結果的に安く上がります。

なお、そろえたパテやサンドペーパーは椅子やテーブルの脚の補修にもそのまま使えます。床の引きずり傷はガタついた椅子が原因になっていることも多いので、傷を直すついでに家具側の状態も見ておくと再発を防げます。

フローリング補修グッズ(クレヨン・パテ・ヘラなど)の一覧イメージ

100均・ホームセンターで買える補修グッズ

手軽に始めるなら、以下のアイテムをそろえましょう。

アイテム用途費用の目安
補修クレヨン・マーカー浅い傷の着色・目隠し100〜500円
かくれん棒(クレヨンタイプ)浅い傷〜中程度の傷の充填300〜600円
かくれん棒プロ(電熱タイプ)深い傷やえぐれの本格補修2,000〜3,500円
木工用パテ凹みや欠けの穴埋め300〜800円
ヘラ・スクレーパーパテや補修材の充填・ならし100〜300円
サンドペーパー(240〜400番)補修面の仕上げ磨き100〜200円

100均のフローリング用補修クレヨンでも、浅い傷であれば十分に対応できます。まずは安いもので試してみるとよいでしょう。

補修キットの選び方と費用相場

傷の程度に合わせて補修キットを選ぶのがポイントです。

  • 浅い傷:クレヨン・マーカータイプ(100〜600円)
  • 中程度の傷:パテ・充填タイプ(500〜1,500円)
  • 深い傷・えぐれ:電熱式リペアキット(2,000〜4,000円)

色の種類が豊富なセット品を選ぶと、自宅のフローリングに近い色を見つけやすくなります。単色よりも複数色がセットになった商品がおすすめです。

もうひとつ見ておきたいのが、補修材の硬さです。人がよく歩く動線上や椅子の下は、やわらかいタイプだと踏まれて痩せてしまうため、硬化後にかたくなるハードタイプが向いています。ほとんど人が通らない部屋の隅なら、扱いやすいやわらかめでも困りません。

床暖房が入っている部屋では、熱で溶けたり縮んだりしないかをパッケージで確かめてください。建築の友の「かくれん棒プロ」のように床暖房対応を明記している製品もあるので、迷ったらその表記を目印にすると選びやすくなります。

【傷の種類別】フローリング補修の方法

フローリングの傷は種類ごとに適した補修方法が異なります。ここでは代表的な4つのパターンに分けて、それぞれの手順を解説します。

どの方法をとる場合も、作業は日中の明るい時間帯に行うのが無難です。夜間の照明の下では色の差が分かりづらく、翌朝あらためて見て「浮いている」と気づくことになりがちです。

傷が何カ所もあるなら、家具の陰やドアの裏など人目につきにくい傷から手をつけてください。1カ所目で色の当たりと力加減がつかめるので、部屋の中央にある一番気になる傷は最後に回すほうがうまくいきます。

ひっかき傷・浅い傷の補修方法

家具の移動や物を落としたときにできる浅い傷は、最も簡単に直せるタイプです。

STEP
傷の周囲を掃除する

傷の部分にホコリや汚れが残っていると補修材がうまく定着しません。乾いた布で拭き取っておきます。

STEP
補修クレヨンを傷にすり込む

フローリングの色に近い補修クレヨンを選び、傷に沿ってすり込みます。力を入れすぎず、傷の溝を埋めるイメージで塗りましょう。

STEP
余分な補修材を拭き取る

乾いた布やヘラではみ出した部分を拭き取り、表面をならします。

もっと手軽に済ませたい場合は、くるみの実を傷にこすりつける方法もあります。くるみの油分が傷を目立たなくしてくれます。

凹み・へこみの補修方法

重い物を落としたときにできる凹みは、アイロンを使った方法が有効です。無垢材や突き板フローリングで効果を発揮します。

STEP
凹み部分にまち針で数カ所穴をあける

水を吸いやすくするために、凹みの中に細い穴をあけます。まち針や安全ピンを使うと便利です。

STEP
濡らしたタオルをかぶせてアイロンをあてる

凹みの上に濡れタオルを置き、中温のアイロンを10〜20秒ほどあてます。木が水分を吸って膨張し、凹みが戻る仕組みです。

STEP
乾燥後に様子を確認する

完全に乾いてから凹みが残っていれば、同じ作業をもう1〜2回繰り返します。

この方法はシートフローリング(木目プリントのシートを貼ったタイプ)には効果がありません。シートが熱で変形するおそれがあるため、パテで埋める方法を選んでください。

えぐれ・深い傷の補修方法

下地が見えるような深い傷には、パテや電熱式の補修材を使います。クレヨンだけでは対応しきれない傷がこのタイプです。

STEP
傷の中のゴミやささくれを取り除く

カッターやヘラで傷の周囲をきれいに整えます。ささくれが残っていると仕上がりがガタつきます。

STEP
パテまたは電熱式補修材で傷を埋める

木工用パテを傷に詰めてヘラで平らにならします。電熱式の「かくれん棒プロ」を使う場合は、補修材を熱で溶かして傷に流し込みます。

STEP
乾燥後にサンドペーパーで仕上げる

パテが完全に乾いたら、240〜400番のサンドペーパーで表面をなめらかに磨きます。周囲のフローリングとの段差がなくなるまで丁寧に仕上げましょう。

STEP
補修マーカーで木目を描く

仕上げに細いマーカーで木目の模様を描き足すと、補修跡がさらに目立ちにくくなります。

パテで傷を埋めてヘラでならしている作業イメージ

剥がれ・めくれの補修方法

フローリングの端がめくれてきた場合は、接着剤で貼り直すのが基本です。

  • めくれた部分の裏側に木工用ボンドまたはフローリング用接着剤を塗る
  • 上からしっかり押さえて密着させる
  • 重い本や家具を載せて半日〜1日ほど固定する
  • はみ出したボンドは乾く前に濡れた布で拭き取る

完全に剥がれてしまった場合や、めくれた表面がボロボロになっている場合は、接着だけでは対応できません。リペアシートを上から貼る方法もありますが、広範囲なら張り替えを検討しましょう。

賃貸フローリングの補修で知っておくべきこと

賃貸物件でフローリングに傷をつけてしまった場合、退去時の費用負担に関わるため注意が必要です。補修してよいケースとそうでないケースを把握しておきましょう。

負担が発生する場合でも、請求される範囲には決まった考え方があります。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」では、フローリングの借主負担は原則として㎡単位とされ、毀損が何カ所にもわたるときに限って、その居室全体が負担の範囲になるとされています。

部屋の隅にある傷1カ所を理由に部屋全部の張り替え費用を求められたら、根拠を確かめてよい場面ということです。金額の話に入る前にこの単位の考え方を知っているだけでも、話の受け止め方が変わります。

原状回復義務と補修の関係

賃貸では退去時に「原状回復義務」が求められます。ただし、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、通常の使用による経年劣化は借主の負担にならないとされています。

  • 借主負担になりやすい傷:物を落としてできたえぐれ、家具の引きずり跡、ペットによるひっかき傷
  • 貸主負担になりやすい傷:家具の設置による軽微な凹み、日焼けによる変色、経年劣化による色あせ

フローリングで独特なのが、経過年数の扱いです。内装材の多くは住んだ年数に応じて借主の負担割合が下がっていきますが、同ガイドラインは、フローリングの部分補修については経過年数を考慮しないとしています。部分的に直しても床全体の価値が高まるわけではない、というのがその理由です。

ただし、床全体にわたる傷みで張り替えになった場合は扱いが変わり、建物の耐用年数をもとに負担割合が計算されます。同じフローリングでも、部分補修か全面張り替えかで考え方が切り替わる点は覚えておくと役に立ちます。

補修してよいケース・避けるべきケース

目立つ傷を自分で補修してから退去したいと考える方もいるでしょう。ただし、補修の仕上がりが悪いとかえって費用を請求される場合があります。

賃貸での補修判断

  • 補修クレヨンで浅い傷を目立たなくする程度 → OK
  • パテやアイロンで大がかりに補修する → 管理会社に相談が安心
  • フローリングの張り替えや大規模な修理 → 必ず管理会社に連絡

自己判断で補修した結果、もとの状態より悪くなると追加費用が発生するリスクがあります。迷ったら管理会社や大家さんに一度相談しましょう。

相談するときは、傷の場所・大きさ・できた時期の3点を先に伝えると話が早く進みます。同じ物件で似た補修を何度も手配している相手なので、そのうえで自分で直してよいかを聞けば、判断がその場で返ってくることも珍しくありません。

なお、退去が決まってから慌てて手を打つより、傷ができた時点で相談しておくほうが選べる手は多く残ります。

フローリング補修で失敗しないための注意点

DIY補修は手軽ですが、コツを知らないと仕上がりに差が出ます。よくある失敗とその対策を押さえておきましょう。

意外と見落とされるのが、作業する日の環境です。気温が低いと補修材はかたく伸びにくくなり、湿気の多い日は表面が落ち着くまで時間がかかります。冬場に暖房のない部屋で作業して「うまく塗れない」と感じたら、室温を上げてから塗り直すと格段に扱いやすくなります。

もうひとつ覚えておきたいのが、やり直しやすい方法から試すという順番です。着色だけの補修は上から重ねて調整できますが、削ってしまった表面は元に戻せません。まず色で紛らせるか試し、それでも気になるときに埋める方法へ進めば、取り返しのつかない失敗を避けられます。

補修材の色合わせのコツ

補修で最も難しいのが色選びです。「合っていると思って塗ったら全然違う色だった」という失敗は非常に多いです。

  • フローリングの色は照明によって見え方が変わるため、自然光のもとで比較する
  • 迷ったら少し暗めの色を選ぶ(明るすぎると浮いて見える)
  • 複数色を混ぜて使えるタイプの補修材を選ぶと調整しやすい
  • 目立たない場所で試し塗りしてから本番の傷に使う

色を合わせる相手は「床全体の平均的な色」ではなく、傷のすぐ隣にある部分です。同じ部屋でも板1枚ごとに濃淡は違いますし、1枚の中にも木目の濃い筋と薄い地の部分があります。傷が濃い筋にかかっているなら暗め、地の部分なら明るめを主体にすると境目が消えます。

色が合ったのに補修跡だけ分かってしまう場合は、ツヤの差が原因です。周囲がマットな床に光沢のある補修材を使うと、見る角度によってそこだけ光ります。仕上げに目の細かいサンドペーパーで軽くなでるとツヤが落ち、周囲になじみます。

やりがちな失敗と対処法

失敗パターン原因対処法
補修跡が白く浮いて見える色が明るすぎる・パテが厚すぎる暗めの色で上塗り、サンドペーパーで薄く削る
パテがすぐに剥がれる傷の中の汚れが残っている傷の中を掃除してからやり直す
アイロンでシートが変形したシートフローリングに使用した変形した部分にリペアシートを貼って隠す
補修材がはみ出して目立つ塗りすぎ・拭き取り不足乾く前に布で拭き取る。乾いたらヘラで削る

最初から完璧を目指す必要はありません。薄く少しずつ塗り重ねていくのが失敗を防ぐコツです。

補修跡は目立たなくなったのに、その板だけくすんで見えることがあります。これは傷ではなく床表面の保護膜が薄くなっているサインで、補修材が完全に硬化してから床全体にワックスをかけると印象がそろいます。塗り方の手順は次の記事にまとめています。

業者にフローリング補修を依頼する場合の費用と流れ

DIYでは対応が難しい傷や、仕上がりにこだわりたい場合は、リペア業者への依頼を検討しましょう。

ひとくちに業者といっても、傷だけを直すリペア職人と、床材ごと交換する内装業者では扱う範囲が違います。前者は傷を整えて埋め、周囲の木目を描き起こして1カ所ずつ消していく仕事で、床を剥がさずに数時間で終わるのが特徴です。

後者は傷んだ範囲の床材そのものを入れ替えるため傷は確実になくなりますが、既存の床と新しい床材とで色が完全には一致しないことがあります。傷の数が少ないうちはリペア、床全体が寿命に近いなら張り替え、という分かれ方になります。

リペア業者の費用相場

補修内容費用の目安
浅い傷1〜2カ所の補修10,000〜20,000円
深い傷・えぐれの補修15,000〜30,000円
フローリング部分張り替え(1〜2畳)30,000〜60,000円
フローリング全面張り替え(6畳)80,000〜150,000円

リペア業者は「出張費+作業費」のセット料金が一般的です。傷の数が多い場合は、まとめて依頼したほうが1カ所あたりの単価は下がります。

同じ大きさの傷でも見積もりが上振れしやすいのは、白系や濃い色の床、そして木目のはっきりした無垢材です。色数を混ぜて調色する手間がかかるためで、逆に一般的な中間色の複合フローリングは相場の下限に近づきます。

見積書を受け取ったら、家具の移動や駐車場代が含まれているかも確かめてください。当日になって別途請求になることがあり、単価そのものより「どこまでが料金内か」で最終的な支払額が変わります。

依頼から完了までの流れ

  1. Web検索や一括見積もりサイトで業者を探す
  2. 傷の写真を送って見積もりを依頼する(無料のケースが多い)
  3. 見積もり金額に納得したら日程を調整する
  4. 作業当日は1〜3時間ほどで完了するケースが大半
  5. 仕上がりを確認して完了

見積もりは2〜3社に依頼して比較するのがおすすめです。費用だけでなく、施工実績の写真を見せてもらうと安心して任せられます。

見積もりの精度を左右するのが、送る写真の撮り方です。傷を寄りで撮った1枚だけでは大きさが伝わらないため、定規や硬貨を横に置いた写真と、部屋のどこにある傷かが分かる引きの写真を添えると、現地を見なくても実際に近い金額が返ってきます。

作業当日は、傷の周囲1メートルほどを空けておくとスムーズです。削りやすりがけで細かい粉が出るので、近くに置いた小物や布製品は先に移動しておきましょう。

よくある質問

フローリング補修にかかる時間はどのくらい?

浅い傷ならクレヨンで5分程度、パテを使う補修でも乾燥時間を含めて1〜2時間が目安です。乾燥待ちの間は別の作業ができるので、実際の手を動かす時間はそれほどかかりません。

100均の補修グッズでもきれいに直せる?

浅いひっかき傷であれば、100均の補修クレヨンでも十分に目立たなくなります。ただし色の種類が限られているため、色合わせが難しいことがあります。仕上がりにこだわるなら、ホームセンターで色のバリエーションが豊富な商品を選ぶとよいでしょう。

補修した部分の耐久性は?

クレヨンタイプは掃除のたびに少しずつ薄れていくことがあります。電熱式の補修材やパテは硬化後の耐久性が高く、通常の生活で剥がれる心配は少ないです。薄くなってきたクレヨンは同じ色を上から重ねれば戻せるので、使い切らずに手元へ残しておくと後々らくです。

ペットの爪傷にはどの補修方法がよい?

猫や犬の爪による傷は浅い場合が多いので、補修クレヨンで対応できるケースがほとんどです。傷が広範囲にわたる場合は、フロアコーティングやカーペットの併用で予防することも検討してみてください。走り回る動線や着地点に傷が集中しやすいので、その一角だけマットを敷くだけでも増えかたは変わります。

補修した床の上は、いつから普通に使ってよい?

クレヨンタイプは余分を拭き取った直後から歩いて問題ありません。パテや電熱式の補修材は、表面が乾いて見えても内部が固まりきっていないことがあるため、家具を戻したり重い物を置いたりするのは、製品表示にある硬化時間を過ぎてからにしてください。ラグやマットを敷き直すのも同じタイミングまで待つと、補修材が押されて形が崩れずに済みます。

まとめ

フローリングの補修は、傷の種類と深さに合わせた方法を選ぶことが大切です。

傷の種類おすすめの補修方法費用の目安
浅いひっかき傷補修クレヨン・マーカー100〜600円
凹み・へこみアイロン+濡れタオル0円(道具が家にあれば)
えぐれ・深い傷パテ・電熱式補修キット300〜4,000円
剥がれ・めくれ接着剤で貼り直し200〜500円

浅い傷なら数百円の補修クレヨンで数分あれば対応できます。深い傷で仕上がりに自信がない場合は、無理せずリペア業者への相談も選択肢に入れましょう。

費用の面では、DIYなら数百円から4,000円程度、業者に頼むと1万円台からが目安になります。この差をどう見るかは、傷の場所と気になり方しだいです。来客の目に入る場所なら業者に任せる価値がありますし、家具で隠れる場所ならDIYで十分ということもあります。

進め方に迷ったときは、次の3点を順に確かめてみてください。

  • 爪が引っかかるか(引っかかるなら埋める補修、引っかからないなら着色だけ)
  • 床材はシートか木か(シートならアイロンを使う方法は選ばない)
  • 持ち家か賃貸か(賃貸で大がかりな補修が必要なら管理会社へ先に連絡)

まずはホームセンターや100均で補修クレヨンを手に取ってみてください。目立たない場所で試し塗りをしてから、本番の傷に取りかかるのが成功への近道です。

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