「朝は震えるほど寒かったのに、お昼になったら汗ばむくらい暖かい…」
「気温13度って結局、何を着ればいいの?」
春や秋の季節の変わり目、クローゼットの前で途方に暮れた経験、ありませんか? 一日の中で気温がめまぐるしく変わるこの時期は、正直なところ一年で最も服装選びが難しいシーズンです。厚着すれば暑くて後悔するし、薄着で出かければ夕方には凍えることに…。
でも、そんな悩みを一発で解決してくれるアイテムがあるんです。それが、きっとあなたのクローゼットにもある定番アイテム「パーカー」。
「え、パーカー?」と思った方もいるかもしれませんね。でも、パーカーが気温13度に最適な理由は、その「着回しのしやすさ」「温度調節のしやすさ」「どんなスタイルにも合わせられる懐の深さ」にあります。カジュアルにもきれいめにも振れる柔軟性こそ、パーカーの真骨頂なんです。
この記事では、気温13度の服装にまつわるあらゆる疑問をスッキリ解決します。「最高気温13度」と「最低気温13度」の違いから、失敗しないパーカーの選び方、レディース・メンズ・キッズそれぞれの具体的なコーディネート術、さらにはパーカーのお手入れ方法まで。読み終わる頃には、季節の変わり目の服装で迷うことがなくなっているはずです。
気温13度っていつ頃?地域別の目安を知っておこう
「気温13度」と聞いても、それが一年のうちいつ頃なのか、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。実は地域によってかなり差があるんです。服装選びの前に、まずは気温13度がどんな時期に訪れるのかを押さえておきましょう。
地域ごとの「気温13度シーズン」
日本は南北に長い国なので、同じ気温13度でも訪れる時期はバラバラです。たとえば東京では、最高気温が13度前後になるのは主に11月下旬から12月上旬、そして3月上旬から中旬頃。一方、最低気温が13度になるのは、4月中旬から5月上旬、そして10月中旬から11月上旬あたりが目安になります。
北海道や東北地方では、東京より1~2ヶ月ほど早く(秋)または遅く(春)気温13度のシーズンがやってきます。逆に九州や沖縄では、冬でも最低気温が13度を下回らない日が多く、東京とは季節感がだいぶ異なります。
旅行や出張で他の地域に行くときは、普段の感覚で服を選ぶと失敗しがち。事前に現地の気温をチェックして、パーカーの出番かどうか確認しておくと安心ですね。
朝と昼の気温差に要注意
気温13度の日に気をつけたいのが、一日の中での寒暖差です。特に春や秋の晴れた日は、朝晩と日中で10度近く気温が変わることも珍しくありません。朝7時には8度だったのに、お昼には18度を超えている…なんてことも。だからこそ、脱ぎ着しやすいパーカーが重宝するわけです。
「最高気温13度」と「最低気温13度」は別物!2つのパターンを理解しよう
「気温13度」という言葉には、実は2つの全く異なる意味があります。「最高気温が13度の日」と「最低気温が13度の日」。この違いを理解しているかどうかで、その日の快適さが大きく変わってきます。
最高気温13度の日:冬の入り口、しっかり防寒が必要
一日で最も暖かい時間帯でも13度までしか上がらないということは、朝晩は5~7度くらいまで冷え込む本格的な寒さの日です。日差しがあっても風が吹けば体感温度はぐっと下がり、日陰に入ると震えてしまうことも。
この日は、パーカー単体では正直心もとないです。パーカーを中間着として活用しつつ、その上からコートやダウンジャケットを羽織るのが正解。インナーにも保温性の高いものを選んで、一日を通して体を冷やさない工夫が必要になります。
最低気温13度の日:日中はポカポカ、寒暖差対策がカギ
朝晩の一番冷え込む時間帯が13度ということは、日中は18~22度くらいまで気温が上がる過ごしやすい日です。春や秋の気持ちいい晴天の日がこれにあたります。
この日のポイントは「脱ぎ着のしやすさ」。朝の通勤時はパーカーをしっかり着込んで、お昼には脱いでTシャツ一枚で過ごす。夕方になったらまた羽織る。そんな柔軟なレイヤード(重ね着)スタイルが理想的です。ジップアップタイプのパーカーなら、暑くなってきたらジップを開けるだけで体温調節ができるので特に便利ですよ。
なぜ気温13度にはパーカーがベストなのか?3つの理由
数あるファッションアイテムの中で、なぜこれほどパーカーが気温13度の日に向いているのでしょうか。その理由を3つの観点から見ていきましょう。
理由1:どんなスタイルにも馴染む圧倒的な着回し力
パーカーの最大の魅力は、その驚くほどの汎用性です。カジュアルの王道であるデニムやチノパンとの相性が抜群なのはもちろん、きれいめの代表格であるプリーツスカートやスラックスに合わせても違和感がありません。
「今日は何を着よう…」と迷ったとき、まずパーカーを手に取ってみてください。そこから組み立てていけば、コーディネートの失敗がぐっと減ります。休日のお出かけにも、ちょっとした買い物にも、子どもの送り迎えにも。パーカーはどんなシーンにも寄り添ってくれる頼もしい存在です。
理由2:レイヤードの主役になれる温度調節機能
ジップを開けたり閉めたり、暑くなったらサッと脱いで腰に巻いたり肩にかけたり。ジップアップパーカーの「着脱の気楽さ」は、寒暖差の激しい日に本当に助かります。
プルオーバー(かぶり)タイプのパーカーも、コートの下に着込めば保温力の高い中間着として大活躍。一枚で着れば主役として存在感を発揮します。まさに、レイヤードスタイルのために生まれてきたようなアイテムですね。
理由3:なりたい自分を演出できるデザインの多様さ
「パーカー=カジュアルすぎる」「子どもっぽく見える」というイメージは、もはや過去のもの。最近はデザインや素材のバリエーションが本当に豊富で、大人が着ても様になる洗練されたパーカーがたくさん登場しています。
ハリのある上品な素材を選べばオフィスカジュアルにも対応できますし、オーバーサイズを選べばトレンド感のある着こなしが楽しめます。カラーも定番のグレーやネイビーから、差し色になるきれいな色まで幅広く揃っているので、自分のなりたいスタイルに合わせて最適な一着を見つけられるはずです。
大人のための失敗しないパーカー選び【タイプ別ガイド】
自分にぴったりのパーカーを見つけるために、ここでは「なりたいスタイル」という目的別に、選ぶべきパーカーのタイプを具体的に解説します。
きれいめ・大人カジュアル派におすすめのパーカー
パーカーのラフさが少し苦手…という方や、カジュアルになりすぎたくない方には、素材感で上品さを出すタイプがおすすめです。
まず注目したいのがダンボールニット素材のパーカー。独特のハリ感と、ほのかな光沢があるのが特徴です。一般的なスウェット素材と違ってシワになりにくく、立体的なシルエットをキープしてくれます。これを一枚着るだけで、カジュアルの中にも「きちんと感」が生まれるんです。色は黒やネイビー、グレージュ、白といったベーシックカラーを選ぶと、より洗練された印象に。オフィスカジュアルにも活躍する万能選手です。
もう一つのおすすめがハイゲージニット素材のパーカー。編み目が細かいニット素材なので、柔らかく体に優しくフィットします。ウールやカシミヤ混のものを選べば保温性もバッチリ。その上品な佇まいは、スラックスやタイトスカートと合わせることで、まるで上質なセーターのような感覚で着こなせます。
着回し力・楽ちんさ重視派の定番パーカー
休日のリラックススタイルや、毎日のワードローブの中心として活躍するのが、昔ながらの定番パーカーです。
パーカーの代名詞ともいえるのがスウェット素材。裏地の仕様によって「裏毛(裏パイル)」と「裏起毛」の2種類があります。裏毛はタオルのようなループ状になっていて、吸湿性に優れているのが特徴。春から秋まで長く使えます。一方、裏起毛は生地の内側を毛羽立たせた仕様で、空気をたっぷり含んで保温性が高いのがポイント。特に最高気温13度のような肌寒い日には、裏起毛の暖かさが頼もしく感じられるはずです。
形状の違いでは、ジップアップタイプとプルオーバータイプがあります。ジップアップは前開きなので着脱が楽で、Tシャツやシャツの上にサッと羽織るだけでスタイルが完成。アウター感覚で使えるのが魅力です。プルオーバーは頭からかぶるタイプで、お腹についたカンガルーポケットがデザインのアクセントに。ジップがない分、胸元のプリントやロゴが映えるので、一枚で主役になるデザインが多いのが特徴です。
機能性・アクティブ派の実力派パーカー
アウトドアやスポーツ、子どもとの公園遊びなど、動き回るシーンで頼りになるのが機能性重視のパーカーです。
マウンテンパーカーは本来、登山用に作られたアウターで、防風性と撥水性に優れています。急な雨や冷たい風から体を守ってくれるだけでなく、その機能的なデザインはタウンユースでも人気。鮮やかな色のものを選べば、シンプルなコーディネートの差し色としても活躍してくれます。
ナイロンやポリエステル素材のパーカーは、軽くて丈夫、そして乾きやすいのが強み。シャカシャカとした独特の素材感がスポーティーな印象を与えます。コンパクトにたためるものも多いので、ドライブや旅行の際に車やカバンに一枚忍ばせておくと、急に肌寒くなったときに重宝しますよ。
【メンズ向け】大人の男性がパーカーを選ぶときのポイント
男性がパーカーを選ぶときに意識したいのは、「フードの立ち上がり」と「ジャストすぎないサイズ感」の2点です。
フードが首周りでしっかり立体的に立つものは、顔周りをすっきり見せてくれます。反対に、フードがペタンと寝てしまうものは、どうしてもだらしない印象になりがち。試着するときはフードの形状もチェックしてみてください。
サイズ感は、体のラインを拾いすぎない程度にゆとりのあるものがおすすめ。ピタッとしすぎると窮屈に見えますし、かといってダボダボすぎるとルーズな印象に。「少しだけ余裕がある」くらいが、こなれ感と大人の余裕を演出してくれます。素材は、目の詰まったヘビーウェイトのスウェットや、上品なダンボールニットが特に使いやすいでしょう。
気温別・パーカー着こなしコーデ完全攻略【レディース・メンズ】
ここからは、本記事のメインパートです。「最高気温13度」と「最低気温13度」それぞれのシーンで、具体的にどんなコーディネートがベストなのか、レディース・メンズ別に詳しく紹介していきます。
最高気温13度の日のコーデ(一日中しっかり寒い日)
最高気温13度の日は、アウターが主役。パーカーはその下で暖かさをキープする中間着として機能させるのがポイントです。
レディースコーデ例
【パンツスタイル:きれいめアクティブコーデ】
保温性の高い裏起毛のプルオーバーパーカーを白で選び、その下には首元からちらっと覗くボーダーの長袖Tシャツをイン。アウターにはお尻まで隠れる丈のキルティングノーカラーコートをカーキで合わせ、ボトムスは動きやすい黒のスリムテーパードパンツ。足元は白のレザースニーカーで軽快さをプラス。全体をベーシックカラーでまとめながら、インナーのボーダーでさりげないアクセントを効かせています。コートのカーキとパーカーの白のコントラストが、冬の街に映えるクリーンなカジュアルスタイルを作り出します。
【スカートスタイル:上品フェミニンコーデ】
上品なダンボールニットのジップアップパーカーをグレージュで選び、インナーには薄手のオフホワイトのタートルネックニットで保温性を確保。アウターはウール素材のネイビーのチェスターコート、ボトムスは揺れ感が美しいブラウンのレザー調プリーツスカート、足元は黒のショートブーツでまとめます。パーカーのカジュアルさを、コートやスカートの上質な素材感で引き締めるのがコツ。パーカーのジップを少し開けてタートルネックを見せることで、顔周りが華やぎ、防寒とおしゃれを両立できます。
メンズコーデ例
【王道アメカジスタイル】
厚手のヘビーウェイトスウェットのプルオーバーパーカーをネイビーで選び、インナーには裾から少し出るワッフル素材の白のロング丈Tシャツをレイヤード。アウターには温かみのあるベージュのダウンベスト、ボトムスは色落ちが美しいヴィンテージ風のストレートデニム、足元はブラウンのワークブーツで締めます。パーカーとダウンベストの組み合わせは、動きやすさと暖かさを両立する鉄板コンビ。インナーの白Tシャツをレイヤードすることで、着こなしに奥行きが生まれます。
最低気温13度の日のコーデ(日中は暖かい日)
最低気温13度の日は、「脱ぎ着のしやすさ」が最優先。パーカーをアウター代わりに活用して、気温の変化に柔軟に対応しましょう。
レディースコーデ例
【パンツスタイル:洗練シンプルコーデ】
軽やかなスウェット素材のジップアップパーカーを杢グレーで選び、インナーには一枚でも様になる白ベースのロゴデザイン長袖Tシャツ。ボトムスはセンタープレス入りの黒のワイドパンツ、足元は黒のキャンバススニーカーで抜け感を出します。小物はシルバーのチェーンネックレスとナイロン素材のトートバッグでアクセントを。日中暑くなったらパーカーを肩掛けしたり腰に巻いたりすれば、こなれ感が出ておしゃれ度アップ。モノトーンで統一することで、カジュアルなアイテムでも洗練された印象に仕上がります。
【ワンピーススタイル:甘辛ミックスコーデ】
コンパクトな黒のショート丈プルオーバーパーカーに、一枚で華やかな花柄のロングワンピースを合わせます。足元はあえて重厚感のあるレースアップブーツ、バッグは小ぶりなレザーのショルダーバッグをチョイス。フェミニンなワンピースに、メンズライクなパーカーとブーツを合わせることで、甘すぎない「甘辛ミックス」スタイルが完成。ショート丈のパーカーは視線を上に集める効果があるので、スタイルアップも期待できますよ。
メンズコーデ例
【クリーンなシティボーイスタイル】
ハリのあるダンボールニットのプルオーバーパーカーをライトグリーンで選び、インナーには白のボタンダウンオックスフォードシャツで襟元をきれいに見せます。ボトムスはすっきりシルエットのベージュのチノパン、足元は品の良いネイビースエードのローファー。小物として黒縁のメガネをプラス。パーカーからシャツの襟を出すことで「きちんと感」が格段にアップします。淡いグリーンのパーカーを主役に、他をベーシックカラーで固めることで、春らしい爽やかさと知的な印象を両立できます。
【キッズ編】気温13度の子ども服選びとコーデ術
子どもの服装選びは、大人以上に気を使いますよね。動き回って汗をかいたかと思えば、急に寒がったり。気温13度の日に子どもが快適に過ごせる服装のポイントと、おすすめコーデを紹介します。
子どものパーカー選びで押さえたいポイント
子ども用のパーカーを選ぶときに大切なのは、「動きやすさ」「着脱のしやすさ」「洗いやすさ」の3点です。
動きやすさについては、ストレッチが効いた素材や、腕を上げても突っ張らないゆとりのあるデザインがおすすめ。公園で遊んだり走り回ったりしても、服が気にならないことが大切です。
着脱のしやすさは、特に小さなお子さんには重要なポイント。ジップアップタイプなら自分で脱ぎ着がしやすく、暑くなったときにサッと脱げます。まだ一人で着替えが難しい年齢なら、首元が大きく開くプルオーバータイプが着せやすいでしょう。
そして洗いやすさ。子どもは汗をかいたり汚したりが日常茶飯事なので、自宅でガシガシ洗える丈夫な素材であることも見逃せないポイントです。乾きやすい薄手の綿混素材や、ポリエステル混のものが扱いやすいですよ。
保育園・幼稚園の送り迎えにおすすめのキッズコーデ
朝夕の送り迎え時間帯は気温が低めなので、しっかり暖かさを確保しつつ、園で脱ぎ着しやすい服装がベストです。
【最高気温13度の日】
裏起毛のプルオーバーパーカーに、長袖のTシャツをインナーとして重ねます。ボトムスは動きやすいストレッチの効いた長ズボン。アウターには軽めのウインドブレーカーやキルティングジャケットを羽織らせましょう。園に着いたらアウターを脱いでパーカー姿で過ごせます。
【最低気温13度の日】
薄手のジップアップパーカーに、半袖または薄手の長袖Tシャツを合わせます。日中は暖かくなるので、パーカーを脱いでも過ごせる服装がポイント。ボトムスは七分丈パンツやレギンスなど、気温の上昇に対応しやすいものがおすすめです。
公園遊び・お出かけ用のアクティブキッズコーデ
公園で思いっきり遊ぶ日は、汗をかくことを前提にした服装を意識しましょう。
【アクティブ派の男の子】
スポーツブランドの速乾素材パーカーに、メッシュ素材のTシャツをイン。ボトムスはハーフパンツの下にレギンスを重ね履きするスタイルなら、動きやすさと暖かさを両立できます。足元はしっかりしたスニーカーで。汗をかいたら中のTシャツだけ着替えられるよう、替えのTシャツを持参すると安心です。
【おしゃれも楽しみたい女の子】
パステルカラーのジップアップパーカーに、レギンス付きのスカート(スカッツ)を合わせるスタイルは、動きやすさとかわいらしさを両立できます。インナーには汗をかいても快適な綿素材の長袖Tシャツを。髪をまとめるシュシュやヘアピンをパーカーの色と揃えると、さりげなくおしゃれな印象に。
子どもの寒暖差対策、ここがポイント
子どもは体温調節機能がまだ発達途中なので、大人以上に寒暖差の影響を受けやすいです。いくつかのポイントを押さえておくと、急な気温変化にも慌てずに対応できます。
まず、「薄手を重ねる」が基本。厚手のものを一枚着せるより、薄手のものを重ねる方が、暑くなったときに調節しやすいです。次に、着替えを持ち歩くこと。特に汗っかきなお子さんは、インナーの替えを常にカバンに入れておくと安心です。そして、首元を温めること。ネックウォーマーやスヌードがあると、寒いときにサッと装着でき、暑くなったらすぐに外せて便利ですよ。
通勤・オフィスカジュアルでのパーカー活用術
「パーカーを会社に着ていくのはちょっと…」と思っている方も多いかもしれません。でも、オフィスカジュアルが浸透した今、選び方と着こなし次第でパーカーは十分に通勤スタイルに取り入れられるんです。
オフィスOKなパーカーの選び方
オフィスに着ていくパーカーを選ぶときは、「素材感」と「シルエット」「色」の3点を意識しましょう。
素材は、先ほども紹介したダンボールニットやハイゲージニットなど、ハリがあって上品に見えるものを選ぶのが正解。一般的なスウェット素材は、どうしてもカジュアル感が強くなるので避けた方が無難です。
シルエットは、体に程よくフィットするジャストサイズか、やや細身のものを。オーバーサイズはリラックス感が出すぎてしまうので、オフィスには不向きです。
色は、ネイビー、黒、グレー、白、ベージュといったベーシックカラーが安心。派手な色やロゴが大きく入ったものは、休日専用にしておきましょう。
パーカー通勤コーデ例【レディース】
【きちんと見えるジャケット合わせ】
グレージュのダンボールニットパーカーの上から、ネイビーのテーラードジャケットを羽織るスタイル。ボトムスはセンタープレスの入ったワイドパンツ、足元はポインテッドトゥのパンプスで引き締めます。パーカーのフードはジャケットの外に出すか中にしまうかで印象が変わるので、職場の雰囲気に合わせて調節を。
【スカートで女性らしさをプラス】
黒のハイゲージニットパーカーに、ベージュのタイトスカートを合わせたコーディネート。足元は黒のショートブーツ、バッグはきれいめのレザートートで仕上げます。パーカーのラフさをスカートの女性らしさで中和させ、程よいバランスに。
パーカー通勤コーデ例【メンズ】
【シャツ襟出しできちんと感アップ】
ネイビーのダンボールニットパーカーの下に白のボタンダウンシャツを着込み、襟を出すスタイル。ボトムスはグレーのスラックス、足元は黒のレザーシューズ。これだけで、パーカーでも「ちゃんとしている」印象に。必要に応じて上からコートを羽織れば、取引先への外出にも対応できます。
【コートインナーとしての活用】
最高気温13度の寒い日は、パーカーをコートのインナーとして活用。グレーのジップアップパーカーの上からネイビーのステンカラーコートを羽織り、ボトムスはベージュのチノパン、足元は茶のローファー。オフィスに着いたらコートを脱いでパーカー姿で仕事、帰りにまたコートを着る、という使い方ができます。
これだけは避けたい!パーカーコーデの失敗パターンと対策
パーカーは便利なアイテムですが、着こなし方を間違えると「ただの部屋着」に見えてしまうことも。よくある失敗パターンと、その回避方法を知っておきましょう。
失敗1:全身カジュアルになりすぎる
パーカーにスウェットパンツ、スニーカー…と全身をカジュアルアイテムで固めてしまうと、リラックスしすぎた印象に。近所のコンビニならいいですが、お出かけスタイルとしては物足りません。
対策としては、どこかに「きれいめ要素」を一つ入れること。ボトムスをスラックスやプリーツスカートにする、足元をレザーシューズやきれいめスニーカーにする、バッグをレザー素材にする、アクセサリーを足す。どれか一つでもいいので、カジュアルの中に「きちんと」を混ぜることで、ぐっとおしゃれに見えます。
失敗2:サイズが合っていない
大きすぎるパーカーはだらしなく見え、小さすぎるパーカーは窮屈に見えます。特に着古してヨレヨレになったパーカーは、どんなに高かったものでも「くたびれた印象」を与えてしまいます。
対策は、自分の体に合ったサイズを選ぶこと。オーバーサイズを狙うにしても、「計算されたゆとり」と「ただのブカブカ」は違います。肩の落ち具合や袖の長さ、着丈のバランスを鏡でチェックしましょう。また、何度も洗濯して形が崩れてきたパーカーは、潔く部屋着に降格させるのも大切です。
失敗3:素材と場面のミスマッチ
スポーツ用のシャカシャカ素材のパーカーでレストランに行く、ヨレヨレのスウェットパーカーで子どもの学校行事に参加する…など、素材と場面が合っていないと浮いてしまいます。
対策は、シーンに合った素材を選ぶこと。カジュアルなお出かけならスウェット素材でOKですが、少しきちんとした場面にはダンボールニットやハイゲージニットなど、上品な素材を選びましょう。「そのパーカーで写真に写っても恥ずかしくないか?」を基準に考えると分かりやすいかもしれません。
失敗4:色の合わせ方がちぐはぐ
パーカーの色と他のアイテムの色がケンカしてしまうと、ちぐはぐな印象に。特にビビッドな色同士を組み合わせると、派手になりすぎることがあります。
対策は、「主役を一つに絞る」こと。パーカーをきれいな色にするなら、他のアイテムはベーシックカラーでまとめる。逆に、ボトムスや小物で色を効かせるなら、パーカーは黒やグレーなどおとなしめの色を選ぶ。全体の中で「目立つ色は一か所だけ」を意識すると、バランスの良いコーディネートになります。
パーカーを長持ちさせる洗濯・お手入れのコツ
お気に入りのパーカー、できるだけ長くきれいに着たいですよね。正しいお手入れ方法を知っておくと、パーカーの寿命がぐっと延びます。
洗濯前にチェックすること
まずは洗濯表示を確認しましょう。多くのスウェットパーカーは家庭で洗えますが、ニット素材やデリケートな素材は手洗いやクリーニングが必要な場合もあります。また、色の濃いパーカーは最初のうちは色落ちすることがあるので、単独で洗うか、同系色のものと一緒に洗うのが安心です。
洗い方のポイント
パーカーを洗うときは、裏返してからネットに入れるのが基本。裏返すことで表面の毛羽立ちや色あせを防ぎ、ネットに入れることで他の洗濯物との摩擦を減らせます。
洗剤は、できればおしゃれ着用の中性洗剤を使うと生地への負担が少なくて済みます。普通の洗剤を使う場合は、量を少なめにするのがコツ。洗剤が多すぎると、すすぎ残しの原因になり、生地がゴワゴワになってしまいます。
水温はぬるま湯か水がおすすめ。熱いお湯で洗うと縮みや色落ちの原因になります。洗濯機の設定は、手洗いコースやドライコースなど、優しく洗えるモードを選びましょう。
乾かし方のポイント
乾燥機は縮みの原因になるので、できれば避けたいところ。特に綿100%のスウェットパーカーは乾燥機でかなり縮むことがあります。
干すときは、形を整えてから干すことが大切。肩の部分がハンガーの形に伸びてしまわないよう、厚みのあるハンガーを使うか、竿に直接かけて干すのがおすすめです。フードの部分も形を整え、ポケットの中に湿気がこもらないよう、少し開いた状態で干しましょう。
直射日光は色あせの原因になるので、陰干しがベスト。急いでいるときは、日の当たらない風通しの良い場所で干すと、傷みを最小限に抑えながら早く乾かせます。
収納のコツ
パーカーは畳んで収納するのが基本です。ハンガーにかけっぱなしにすると、肩の部分が伸びたり、フードの重みで首回りが伸びたりすることがあります。畳むときは、フードを背中側に折りたたみ、袖を内側に折り込んでから二つ折りか三つ折りに。
季節の変わり目でしばらく着ない場合は、一度洗濯してからしまいましょう。汗や皮脂の汚れが残ったまま収納すると、黄ばみや虫食いの原因になります。防虫剤を一緒に入れておくとより安心です。
【応用編】パーカーでワンランク上のおしゃれを楽しむテクニック
基本の着こなしをマスターしたら、もう一歩進んだおしゃれにも挑戦してみましょう。ちょっとしたテクニックで、パーカーコーデがぐっと垢抜けます。
親子で楽しむさりげないリンクコーデ
子どもとのお揃いコーデ、憧れますよね。でもやりすぎると少し恥ずかしい…。パーカーを使えば、自然で好感度の高いリンクスタイルが簡単に作れます。
一番取り入れやすいのは「色だけリンク」する方法。親はネイビーのジップパーカー、子どもはネイビーのボーダートップス、というように、キーカラーだけを揃えるんです。完全なお揃いじゃなくても、写真に写ったときに統一感が出て、さりげなく素敵に見えます。
もう少し凝りたい方には「素材リンク」がおすすめ。親はデニムパンツ、子どもはデニムのジャンパースカート、そこに同じ白のパーカーを合わせる、という風に素材感を統一する方法です。アイテム自体は違っても、ぐっとおしゃれなリンクコーデに見えますよ。
上級者向けには「テイストリンク」という手も。親はマウンテンパーカーとチノパンでアウトドア風、子どもはカモフラ柄のパンツとスウェットで元気な探検家風、というように全体の雰囲気を合わせます。自由度が高く、それぞれの個性も活かせる方法です。
インナーの選び方でパーカーコーデが変わる
パーカーの下に何を着るかで、全体の印象がガラッと変わります。いくつかのパターンを覚えておくと、コーディネートの幅がぐっと広がりますよ。
定番中の定番は「白のクルーネックTシャツ」。パーカーの首元や裾から1~2cm覗かせるだけで、清潔感が生まれ、着こなしに立体感が出ます。これが最も簡単で効果的なテクニック。白Tは何枚あっても困らないので、パーカー用に少し丈の長いものを用意しておくといいですね。
きれいめに見せたいときは「シャツ」をイン。ボタンダウンシャツの襟をパーカーの首元から出すだけで、一気に知的な印象に変身します。チェック柄のシャツなら、腰に巻いてコーディネートのアクセントにする使い方もできます。
最高気温13度のような寒い日には「タートルネック」の出番。薄手のタートルネックニットをパーカーの下に仕込むと、首元を温めるだけで体感温度が大きく変わりますし、見た目も上品にまとまります。白やベージュ、黒といったベーシックカラーを一枚持っておくと重宝しますよ。
小物使いでおしゃれ度をアップ
パーカーコーデをもっとおしゃれに見せたいなら、小物の力を借りましょう。
アクセサリーは、シンプルなパーカーにこそ映えます。レディースなら華奢なネックレスやピアス、メンズならブレスレットやシンプルな腕時計がおすすめ。ゴールドやシルバーのアクセサリーは、カジュアルなパーカーに上品さをプラスしてくれます。
帽子もパーカーと相性抜群です。キャップを合わせればスポーティーに、ニット帽なら親しみやすい雰囲気に、ベレー帽ならちょっとおしゃれな印象に。その日の気分やシーンに合わせて使い分けてみてください。
バッグ選びも大切なポイント。きれいめに見せたいならレザー素材のバッグ、カジュアルに振り切るならキャンバストートやナイロンバッグ。パーカーの雰囲気に合わせて選ぶと、全体のバランスが整います。
まとめ:パーカー一枚で季節の変わり目はもっと自由になる
今回は、気温13度の服装という悩ましいテーマに対して、「パーカー」を軸にした解決策を詳しく解説してきました。
ポイントをおさらいすると、まず「最高気温13度」と「最低気温13度」は全く違う気候だということ。最高気温13度の日はアウター必須でしっかり防寒、最低気温13度の日は脱ぎ着のしやすさを重視したスタイルが正解です。
パーカー選びは、「きれいめ素材(ダンボールニット、ハイゲージニット)」「定番素材(スウェット)」「機能性素材(ナイロン、マウンテンパーカー)」の3タイプから、自分の目的に合わせて選ぶのがコツ。サイズ感やフードの立ち上がりにも注目して、自分に似合う一着を見つけてください。
コーディネートは、具体的なアイテム、色、シーンをイメージしながら組み立てていくと失敗が少なくなります。どこかに「きれいめ要素」を入れることで、パーカーでもきちんとした印象に見せることができます。
お子さんの服装選びでは、動きやすさ・着脱のしやすさ・洗いやすさを意識して。薄手を重ねる基本スタイルで、気温の変化に柔軟に対応しましょう。
そして、パーカーを長く愛用するために、正しい洗濯方法と収納方法も忘れずに。裏返してネットに入れて洗い、陰干しして、畳んで収納。このひと手間で、お気に入りのパーカーがずっと長持ちします。
もう、季節の変わり目の服装に悩む必要はありません。あなたのクローゼットで眠っているパーカーは、実は無限の可能性を秘めた最高のパートナーなんです。
この記事を参考に、あなたらしいパーカーの着こなしを見つけて、移りゆく季節を楽しんでくださいね。
