フローリングにワックスをかける手順|自分で失敗しない塗り方

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フローリングにワックスをかけたいけれど、「自分でうまく塗れるか不安」「ムラになったら失敗しそう」と感じていませんか。実はワックスがけは、手順とコツさえ押さえれば初心者でもきれいに仕上げられる作業です。

この記事では、フローリングにワックスを自分でかけるための準備・道具・5ステップの手順を順番に解説します。あわせて、ムラや白くなるトラブルを防ぐコツや塗り直しの頻度もまとめました。

大切なのは「塗る前の掃除」と「乾燥時間」。この2つを守るだけで、仕上がりは見違えるほど変わります。

目次

フローリングにワックスをかける前に知っておきたいこと

ワックスがけを始める前に、まず「何のために塗るのか」と「自分の床に塗ってよいか」を確認しておきましょう。ここを飛ばすと、塗ってはいけない床に塗ってしまう失敗につながります。

そもそもワックスをかける目的

フローリングにワックスをかける主な目的は、床の表面を保護することです。ワックスの膜が日々の生活でつく細かな傷や、こぼした水分の染み込みを防いでくれます。

さらに、表面の細かな凹凸が埋まることで光が均一に反射し、床につやと光沢が生まれます。見た目が明るくなり、お部屋全体の印象もすっきりします。

ワックスは「床のコーティング」というより「消耗品のカバー」。定期的に塗り直す前提で考えると気が楽になりますよ。

自分の床にワックスは必要?かけられない床の見分け方

すべてのフローリングにワックスが必要なわけではありません。最近の住宅で増えている「ノンワックスタイプ(UV・EBコーティング床)」には、原則としてワックスをかけない設計になっています。

こうした床に市販ワックスを塗ると、はがれやムラの原因になることがあります。判断に迷ったら、次の点をチェックしてみてください。

  • 床材のメーカー名や品番を取扱説明書で確認する
  • 「ノンワックス」「ワックスフリー」と記載がないか調べる
  • 賃貸の場合は管理会社・大家さんに塗ってよいか確認する

ワックスの種類や必要性をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ワックスがけに必要な道具と準備

ワックスがけは特別な機材がなくても始められます。市販の道具をそろえれば、初めてでも十分きれいに仕上がります。まずは必要なものを確認しましょう。

フローリングワックスがけに使う道具を並べた写真

用意するもの

最低限そろえたい道具は次のとおりです。フローリング用ワックスとワイパーがあれば、基本の作業はカバーできます。

  • フローリング用ワックス(液体タイプが初心者向き)
  • フローリングワイパーと専用シート(またはワックス用モップ)
  • 掃除機
  • 床用クリーナー(汚れや油分を落とす用)
  • 水拭き・乾拭き用の雑巾
  • ゴム手袋

ワックスの種類の選び方

市販ワックスは大きく「樹脂系」と「自然由来系」に分かれます。それぞれ特徴が異なるので、床や好みに合わせて選びましょう。

種類特徴向いている人
樹脂系(水性)つやが出て耐久性が高い。価格も手頃で種類が豊富初めての人・つや重視の人
自然由来系(蜜ろう・植物油)落ち着いた仕上がりで木の質感を生かせる無垢材・ナチュラルな見た目が好きな人

初心者の方は、塗り広げやすく乾きも早い水性の樹脂系ワックスが扱いやすくおすすめです。

フローリングにワックスをかける手順【5ステップ】

ここからは実際の手順です。流れは「片付け→掃除→塗布→乾燥→仕上げ」の5ステップ。ポイントは、部屋の奥から出口に向かって塗り進めることです。

木目に沿ってワックスを塗り広げているイメージ
STEP
部屋を片付けて換気する

動かせる家具や小物を別の部屋に移動させ、作業スペースを確保します。ワックスのにおいがこもらないよう、窓を開けて換気しておきましょう。

STEP
床を掃除して汚れと油分を落とす

掃除機でホコリやゴミを取り除き、床用クリーナーで皮脂汚れや油分を拭き取ります。最後に固く絞った雑巾で水拭きし、しっかり乾かします。汚れが残ったまま塗るのは、もっとも多い失敗の原因です。

STEP
木目に沿ってワックスを塗り広げる

ワイパーのシートにワックスを含ませ、木目の方向に沿って薄く均一に塗り広げます。力を入れずに撫でるように動かすのがコツ。部屋の奥から出口に向かって、後ろに下がりながら進めましょう。

STEP
しっかり乾燥させる

塗り終えたら、製品の表示時間に従って乾燥させます。目安はおよそ30分〜1時間ですが、手で触れてベタつかなくなるまで待つのが確実です。乾く前に歩くと足跡が残ってしまいます。

STEP
二度塗りして仕上げを確認する

つやを長持ちさせたい場合は、1度目が乾いてから同じ手順でもう一度薄く重ね塗りします。最後に全体を見渡し、塗り残しやムラがないかチェックして完了です。

きれいに仕上げるコツ

ワックスは「薄く・少ない回数で・木目に沿って」が基本です。たっぷり塗れば長持ちするわけではなく、厚塗りはかえってムラや乾きムラの原因になります。

失敗しないためのコツと注意点

ワックスがけでよくある失敗は、ほとんどが「塗り方」と「下準備」で防げます。仕上がりを左右するポイントを押さえておきましょう。

ムラ・白くなるのを防ぐ塗り方

ムラの主な原因は、厚塗りと汚れの塗り込みです。何度も往復して塗り重ねず、木目方向に少ない回数で均一に伸ばすことを意識してください。

また、樹脂系ワックスは長時間水に濡れると白く変色する性質があります。窓際の雨水や、こぼした水分は早めに拭き取りましょう。

「もっと塗れば光るかも」とつい厚く塗りがち。でも薄塗りのほうが断然きれいに仕上がります。

やりがちなNG行動

次のような行動はトラブルのもとになります。作業前にチェックしておきましょう。

  • 汚れを落とさずにワックスを塗る
  • 古いワックスの上から重ね塗りを繰り返す(黒ずみの原因)
  • 水分を多く含ませすぎて床を濡らす(反り・膨れの原因)
  • 乾燥前に家具を戻す・歩く

もし床にすでに目立つ傷やへこみがある場合は、ワックスの前に補修をしておくと仕上がりがきれいです。補修のやり方はこちらでまとめています。

ワックスがけの頻度とその後のお手入れ

ワックスは一度塗れば永久に持つものではありません。効果を保つには、定期的な塗り直しと日々のお手入れがセットになります。

塗り直しの目安

塗り直しの頻度は、半年〜1年に1回程度が目安です。人がよく歩く場所はつやが落ちやすいので、状態を見て早めに塗り直すときれいを保てます。

つやがなくなってきた、滑りにくくなったと感じたら塗り直しのサイン。床全体ではなく、傷みやすい動線部分だけ塗り直すのも一つの方法です。

日常のお手入れで長持ちさせる

ワックスを長持ちさせるには、普段のお手入れが大切です。基本は乾拭きやドライタイプのシートで、ホコリや砂を取り除くこと。

砂やゴミを踏んだまま歩くと、ワックスの膜が削れてしまいます。水拭きは汚れが気になるときだけにとどめ、固く絞った雑巾を使いましょう。

フローリングのワックスに関するよくある質問

ワックスがけはどのくらい時間がかかりますか?

6畳ほどの部屋なら、掃除から塗布までで30分〜1時間ほどが目安です。これに乾燥時間が加わるため、半日ほど余裕をみておくと安心です。

古いワックスははがしてから塗るべきですか?

軽い重ね塗りなら問題ありませんが、黒ずみやムラが出ている場合は専用のはく離剤で古い層を落としてから塗ると、きれいに仕上がります。

ワックスを塗ると滑りやすくなりませんか?

製品によっては滑り止め効果のあるタイプもあります。小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭は、滑りにくさを明記したワックスを選ぶと安心です。

賃貸でもワックスをかけて大丈夫ですか?

床材によってはトラブルになる場合があるため、事前に管理会社や大家さんに確認することをおすすめします。退去時の原状回復の観点でも確認が安心です。

まとめ

フローリングにワックスを自分でかける作業は、手順とコツを押さえれば難しくありません。仕上がりを左右するのは、塗る前の掃除と十分な乾燥時間です。

最後に、きれいに仕上げるためのポイントをおさらいします。

(1) 自分の床にワックスを塗ってよいか確認する (2) 床をしっかり掃除してから塗る (3) 木目に沿って薄く均一に塗る (4) 完全に乾かしてから歩く (5) 半年〜1年を目安に塗り直す

この5つを意識すれば、ムラや白くなる失敗を防ぎ、つやのある床に仕上げられます。まずは目立たない場所から試して、ワックスがけに慣れていきましょう。

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