フローリングにワックスをかける手順|自分で失敗しない塗り方

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フローリングにワックスをかけたいけれど、「自分でうまく塗れるか不安」「ムラになったら失敗しそう」と感じていませんか。実はワックスがけは、手順とコツさえ押さえれば初心者でもきれいに仕上げられる作業です。

この記事では、フローリングにワックスを自分でかけるための準備・道具・5ステップの手順を順番に解説します。あわせて、ムラや白くなるトラブルを防ぐコツや塗り直しの頻度もまとめました。

先に結論をお伝えすると、塗る作業そのものは6畳の部屋で10分前後しかかかりません。時間を取られるのは家具の移動と掃除、そして乾燥を待つ時間で、半日ほど空けておくと余裕をもって進められます。

大切なのは「塗る前の掃除」と「乾燥時間」。この2つを守るだけで、仕上がりは見違えるほど変わります。

目次

フローリングにワックスをかける前に知っておきたいこと

ワックスがけを始める前に、まず「何のために塗るのか」と「自分の床に塗ってよいか」を確認しておきましょう。ここを飛ばすと、塗ってはいけない床に塗ってしまう失敗につながります。

ワックスがけは掃除の延長のように見えますが、実際は床の上に薄い膜をもう一枚足す作業です。足した膜は水拭きでは元に戻せないため、合わない床に塗ってしまうと、はく離剤で削り落とす工程が余分に発生します。

もう一つ押さえておきたいのは、ワックスは一度塗ると次の塗り直しまでその状態が続くという点です。塗った直後の見た目だけでなく、半年から1年ほど付き合う前提で考えると、選び方も作業の丁寧さも変わってきます。

そもそもワックスをかける目的

フローリングにワックスをかける主な目的は、床の表面を保護することです。ワックスの膜が日々の生活でつく細かな傷や、こぼした水分の染み込みを防いでくれます。

さらに、表面の細かな凹凸が埋まることで光が均一に反射し、床につやと光沢が生まれます。見た目が明るくなり、お部屋全体の印象もすっきりします。

ワックスは「床のコーティング」というより「消耗品のカバー」。定期的に塗り直す前提で考えると気が楽になりますよ。

自分の床にワックスは必要?かけられない床の見分け方

すべてのフローリングにワックスが必要なわけではありません。最近の住宅で増えている「ノンワックスタイプ(UV・EBコーティング床)」には、原則としてワックスをかけない設計になっています。

こうした床に市販ワックスを塗ると、はがれやムラの原因になることがあります。判断に迷ったら、次の点をチェックしてみてください。

  • 床材のメーカー名や品番を取扱説明書で確認する
  • 「ノンワックス」「ワックスフリー」と記載がないか調べる
  • 賃貸の場合は管理会社・大家さんに塗ってよいか確認する

ワックスの種類や必要性をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ワックスがけに必要な道具と準備

ワックスがけは特別な機材がなくても始められます。市販の道具をそろえれば、初めてでも十分きれいに仕上がります。まずは必要なものを確認しましょう。

買いそろえるときに見落としやすいのは、塗る道具ではなく後片付けや養生に使う細かい物です。拭き取り用の布や替えシートが途中で尽きると、乾きかけの床を残したまま買い出しに行くことになります。

そろえる量に迷ったら、拭き取り用の布を多めに用意しておくと安心です。掃除で汚れた布は塗りには使えないため、掃除用と塗布用を最初から分けておけば、途中で洗いに行く手間がなくなります。

フローリングワックスがけに使う道具を並べた写真

用意するもの

最低限そろえたい道具は次のとおりです。フローリング用ワックスとワイパーがあれば、基本の作業はカバーできます。

  • フローリング用ワックス(液体タイプが初心者向き)
  • フローリングワイパーと専用シート(またはワックス用モップ)
  • 掃除機
  • 床用クリーナー(汚れや油分を落とす用)
  • 水拭き・乾拭き用の雑巾
  • ゴム手袋

このほかにあると助かるのが、巾木や敷居を守る養生テープです。壁との境目はワイパーの端が当たりやすく、養生しておけば余分な液が付いてもすぐにはがせます。

布は、毛羽の出にくい綿の古シーツやワックス用の塗布具が向いています。毛足の長いタオル地は繊維が残りやすく、乾いたあとに細い筋として浮き出ることがあります。

ワイパーを使う場合は、ワックス用の厚手シートに対応したヘッドかどうかを確認しておきましょう。ドライシート専用のヘッドは液を含むと重くなり、押し付けて塗るくせがつきやすくなります。

ワックスの種類の選び方

市販ワックスは大きく「樹脂系」と「自然由来系」に分かれます。それぞれ特徴が異なるので、床や好みに合わせて選びましょう。

種類特徴向いている人
樹脂系(水性)つやが出て耐久性が高い。価格も手頃で種類が豊富初めての人・つや重視の人
自然由来系(蜜ろう・植物油)落ち着いた仕上がりで木の質感を生かせる無垢材・ナチュラルな見た目が好きな人

初心者の方は、塗り広げやすく乾きも早い水性の樹脂系ワックスが扱いやすくおすすめです。

売り場で迷ったときは、容器の裏の表示を3つだけ見れば絞り込めます。「使用できる床材」「つやの有無」「滑りにくさへの配慮」の欄を見て、自宅の床と希望する仕上がりに合うものを選びます。

気をつけたいのは、途中で系統を変えないことです。樹脂系と自然由来系では膜の性質が違うため、前に塗った層の上に別系統を重ねると密着せず、部分的にはがれてくることがあります。

つやなしタイプを選ぶ場合は、塗ったあとの変化が分かりにくい点に注意します。塗り残しに気づきにくいので、明るい時間帯に窓側から光を入れながら作業すると確認しやすくなります。

ワックスがけ当日の段取りと安全対策

道具がそろったら、次は当日の進め方を決めます。ワックスがけは途中で中断しにくい作業なので、時間の見積もりと安全面の準備を先に済ませておくと、あわてずに最後まで進められます。

とくに大切なのが、家族や同居人との共有です。乾燥中の床は歩けないため、どの部屋がいつ使えなくなるかを先に伝えておくと、途中で足跡が付く事故を防げます。移動させた家具の置き場所や、洗濯物を取り込む動線も、あわせて決めておきましょう。

部屋の広さ別に見る当日の時間配分

作業時間の大半は、塗る前後の準備と待ち時間が占めます。6畳の部屋を例にすると、家具の移動に15〜30分、掃除機がけと拭き掃除に20〜30分、水拭きした床が乾くまでにさらに15〜30分、塗る作業は10分前後、そのあと乾燥に30分〜1時間というのがおおまかな配分です。

二度塗りをするなら、塗る時間と乾燥時間がもう一度必要になります。合計すると6畳でおよそ3時間、12畳なら半日を見ておくと、途中で急かされずに済みます。

一日で家じゅうを塗ろうとせず、部屋単位で区切るのも現実的な方法です。歩く回数の多いリビングと廊下を先に済ませ、寝室や個室は別の日に回せば、生活しながらでも進められます。

季節ごとの家事の予定に組み込むなら、どの場所から手をつけるかを整理しておくと動きやすくなります。優先順位の付け方は次の記事で場所別に解説しています。

換気と薬剤の扱いで守ること

換気は、窓を1か所開けるより2か所開けて風の通り道をつくるほうが効果的です。窓が1つしかない部屋では、ドアを開けて廊下側の窓と組み合わせます。扇風機を使うときは、床へ直接強い風を当てるとホコリを巻き上げてしまうので、天井に向けて空気を回しましょう。

ワックスも、古い層を落とすはく離剤も、素手では扱わずゴム手袋を使います。とくにはく離剤はアルカリ性の薬剤で、皮膚や目に付くと刺激があります。作業前に製品の注意書きを読み、必要に応じて保護めがねも用意してください。

薬剤が皮膚に付いたときは、こすらずに流水で十分に洗い流します。目に入った場合や、痛み・違和感が続く場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。種類の違う洗剤や薬剤を混ぜて使わないことも徹底しましょう。

塗った直後の床は思った以上に滑ります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、作業中から乾燥が終わるまで別の部屋で過ごしてもらうと安全です。

フローリングにワックスをかける手順【5ステップ】

ここからは実際の手順です。流れは「片付け→掃除→塗布→乾燥→仕上げ」の5ステップ。ポイントは、部屋の奥から出口に向かって塗り進めることです。

木目に沿ってワックスを塗り広げているイメージ
STEP
部屋を片付けて換気する

動かせる家具や小物を別の部屋に移動させ、作業スペースを確保します。ワックスのにおいがこもらないよう、窓を開けて換気しておきましょう。

STEP
床を掃除して汚れと油分を落とす

掃除機でホコリやゴミを取り除き、床用クリーナーで皮脂汚れや油分を拭き取ります。最後に固く絞った雑巾で水拭きし、しっかり乾かします。汚れが残ったまま塗るのは、もっとも多い失敗の原因です。

STEP
木目に沿ってワックスを塗り広げる

ワイパーのシートにワックスを含ませ、木目の方向に沿って薄く均一に塗り広げます。力を入れずに撫でるように動かすのがコツ。部屋の奥から出口に向かって、後ろに下がりながら進めましょう。

STEP
しっかり乾燥させる

塗り終えたら、製品の表示時間に従って乾燥させます。目安はおよそ30分〜1時間ですが、手で触れてベタつかなくなるまで待つのが確実です。乾く前に歩くと足跡が残ってしまいます。

STEP
二度塗りして仕上げを確認する

つやを長持ちさせたい場合は、1度目が乾いてから同じ手順でもう一度薄く重ね塗りします。最後に全体を見渡し、塗り残しやムラがないかチェックして完了です。

きれいに仕上げるコツ:ワックスは「薄く・少ない回数で・木目に沿って」が基本です。たっぷり塗れば長持ちするわけではなく、厚塗りはかえってムラや乾きムラの原因になります。

塗り始める前に、部屋のどこを最後にするかを決めておきます。出入り口から遠い角に立ち、後ろへ下がりながら進める形にすれば、塗った面を踏まずに部屋を出られます。廊下を通って別室へ抜ける場合は、その通り道も塗る順番に入れておきましょう。

広い部屋は、1畳ほどの区画に区切って進めると塗り継ぎの境目が目立ちません。区画のつなぎ目は、前に塗った面が乾ききる前に少しだけ重ねて伸ばすのがコツです。乾いてから重ねると、その線だけ膜が厚くなって光り方が変わります。

液は床に直接たらさず、布や塗布具にしみ込ませてから広げます。リンレイ「フローリング専用ワックス」の使用方法でも、布にしみ込ませて板目に沿って薄くムラなく塗り広げること、初めて塗るときは合計2回塗ること、仕上げのから拭きや磨きは必要ないことが案内されています。

乾いたかどうかは、目立たない隅を指の腹で軽く押して確かめます。押したあとが白く残ったり、指先にべたつきを感じたりするうちはまだ歩けません。表示された時間を過ぎていても、寒い日や湿度の高い日は乾燥が長引きます。

作業が終わったら、家具の脚裏に付いたゴミを払ってから戻します。ゴミを挟んだまま重い家具を置くと、その一点に力がかかって膜がえぐれてしまいます。キャスター付きの椅子は、乾燥時間を長めに取ってから戻すと跡が残りにくくなります。

失敗しないためのコツと注意点

ワックスがけでよくある失敗は、ほとんどが「塗り方」と「下準備」で防げます。仕上がりを左右するポイントを押さえておきましょう。

この作業が少し厄介なのは、うまくいったかどうかが分かるのが乾いたあとだという点です。塗っている最中はどこも同じように見えても、乾いてはじめてムラや筋が浮かび上がってきます。

しかも乾いた膜は水拭きでは落とせないので、やり直すにははく離剤で古い層を削り落とすところからになります。作業中にひと手間かけて確かめておくほうが、結果的にずっと早く終わります。

ムラ・白くなるのを防ぐ塗り方

ムラの主な原因は、厚塗りと汚れの塗り込みです。何度も往復して塗り重ねず、木目方向に少ない回数で均一に伸ばすことを意識してください。

また、樹脂系ワックスは長時間水に濡れると白く変色する性質があります。窓際の雨水や、こぼした水分は早めに拭き取りましょう。

「もっと塗れば光るかも」とつい厚く塗りがち。でも薄塗りのほうが断然きれいに仕上がります。

ムラが出ているかどうかは、真上からではなく斜めから見ると分かります。塗り終えたら一度部屋の入り口に戻り、窓の光を反射させるように低い位置から床を見渡してみてください。

塗った直後に白っぽくくもるときは、湿度の高い日や気温の低い日に乾燥が追いついていないことがあります。窓を開けて空気を入れ替え、乾燥の時間を長めに取ると落ち着く場合があります。

それでも白さが残るときや、膜が薄くめくれてくるときは、上から塗り重ねても改善しません。その範囲だけをいったんはく離剤で処理し、素の床面を出してから塗り直すのが確実です。

やりがちなNG行動

次のような行動はトラブルのもとになります。作業前にチェックしておきましょう。

  • 汚れを落とさずにワックスを塗る
  • 古いワックスの上から重ね塗りを繰り返す(黒ずみの原因)
  • 水分を多く含ませすぎて床を濡らす(反り・膨れの原因)
  • 乾燥前に家具を戻す・歩く

この中でとくに多いのが、時間がないときに掃除を省いてしまうケースです。目に見えるゴミがなくても、床には皮脂や調理の油が薄く広がっていて、その上から塗ると膜が密着せず、数か月で部分的にはがれてきます。

重ね塗りを続けてよいかどうかは、年数ではなく床の見え方で判断します。乾いた白い布で人がよく通る場所を拭いてみて、黒い汚れが移るようなら膜の中に汚れが入り込んでいる状態です。そこに塗り重ねても、黒ずみは閉じ込められたままになります。

意外に多いのが、使いかけの古いワックスをそのまま使ってしまうことです。前回の残りが長く置かれていたものは、容器の口で固まったかたまりが混ざり、塗ったときにぶつぶつとした跡になることがあります。使う前に容器を軽く振り、液の様子を確かめてから塗り始めましょう。

もし床にすでに目立つ傷やへこみがある場合は、ワックスの前に補修をしておくと仕上がりがきれいです。補修のやり方はこちらでまとめています。

ワックスがけの頻度とその後のお手入れ

ワックスは一度塗れば永久に持つものではありません。効果を保つには、定期的な塗り直しと日々のお手入れがセットになります。

塗り直しの時期は、カレンダーよりも床の歩かれ方で決まります。同じ日に塗った床でも、家族が行き来する廊下と、来客のときだけ使う部屋では、つやの落ち方が大きく違ってきます。

そのため「前に塗ってから何か月たったか」だけで判断すると、まだ十分な部屋にも塗り重ねてしまい、膜だけが厚くなっていきます。部屋ごとに状態を見て決めるほうが、手間も材料も無駄になりません。

塗り直しの目安

塗り直しの頻度は、半年〜1年に1回程度が目安です。人がよく歩く場所はつやが落ちやすいので、状態を見て早めに塗り直すときれいを保てます。

つやがなくなってきた、滑りにくくなったと感じたら塗り直しのサイン。床全体ではなく、傷みやすい動線部分だけ塗り直すのも一つの方法です。

判断に迷ったときは、家具の下や部屋の隅と、いちばん歩く場所を見比べてみてください。あまり踏まれていない場所には塗った直後に近い状態が残っているので、そことの差がそのまま膜の減り具合になります。

差がはっきりしてきたら塗り直しどきです。逆に、部屋の隅まで同じようにくすんでいる場合は、膜が減ったというより表面に汚れがたまっている可能性があるので、まず掃除をして様子を見ます。

次に迷わないよう、前回いつ何を塗ったかを残しておくと判断が早くなります。容器に日付を書いておく、買ったときのレシートを取扱説明書と一緒にしまっておく、といった方法で十分です。

日常のお手入れで長持ちさせる

ワックスを長持ちさせるには、普段のお手入れが大切です。基本は乾拭きやドライタイプのシートで、ホコリや砂を取り除くこと。

砂やゴミを踏んだまま歩くと、ワックスの膜が削れてしまいます。水拭きは汚れが気になるときだけにとどめ、固く絞った雑巾を使いましょう。

乾いたゴミを先に取ってから拭くという順番や、床材ごとに使える洗剤・使えない洗剤は、こちらで詳しくまとめています。

掃除のしかたと同じくらい、床に何を置くかも膜の持ちを左右します。ゴム脚の家具やゴムマットを長く置いたままにすると、その部分だけ色が変わって見えることがあります。ときどき位置をずらすか、あいだに布を挟んでおくと安心です。

観葉植物の受け皿や加湿器の吹き出し口の下も、水分がたまりやすい場所です。受け皿の下には吸水マットを敷き、水がこぼれたらその日のうちに拭き取っておきましょう。

ラグやカーペットを敷きっぱなしにすると、覆われた部分と出ている部分でつやの差が出ます。季節の変わり目に敷物を外すときは、その下の床もあわせて手入れしておくと差が付きにくくなります。

敷物の側の手入れは、自宅で洗える物と業者に出す物で手順が分かれます。判断の目安は次の記事で整理しています。

フローリングのワックスに関するよくある質問

ワックスがけはどのくらい時間がかかりますか?

6畳ほどの部屋なら、掃除から塗布までで30分〜1時間ほどが目安です。これに乾燥時間が加わるため、半日ほど余裕をみておくと安心です。

古いワックスははがしてから塗るべきですか?

軽い重ね塗りなら問題ありませんが、黒ずみやムラが出ている場合は専用のはく離剤で古い層を落としてから塗ると、きれいに仕上がります。

ワックスを塗ると滑りやすくなりませんか?

製品によっては滑り止め効果のあるタイプもあります。小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭は、滑りにくさを明記したワックスを選ぶと安心です。

賃貸でもワックスをかけて大丈夫ですか?

床材によってはトラブルになる場合があるため、事前に管理会社や大家さんに確認することをおすすめします。退去時の原状回復の観点でも確認が安心です。

使い終わったモップやワイパーのシートはどうすればいいですか?

ワックスが付いたシートは使い捨てが基本で、自治体のごみ分別の表示に従って捨てます。くり返し使うモップや布は、ワックスが固まる前にぬるま湯でよく洗い、完全に乾かしてから保管しましょう。固まったまま次に使うと、それ自体がムラの原因になります。

まとめ

フローリングにワックスを自分でかける作業は、手順とコツを押さえれば難しくありません。仕上がりを左右するのは、塗る前の掃除と十分な乾燥時間です。

最後に、きれいに仕上げるためのポイントをおさらいします。

(1) 自分の床にワックスを塗ってよいか確認する (2) 床をしっかり掃除してから塗る (3) 木目に沿って薄く均一に塗る (4) 完全に乾かしてから歩く (5) 半年〜1年を目安に塗り直す

この5つを意識すれば、ムラや白くなる失敗を防ぎ、つやのある床に仕上げられます。まずは目立たない場所から試して、ワックスがけに慣れていきましょう。

手間がかかるのは塗る工程そのものではなく、その前後の片付けと掃除、そして乾くまで部屋に入れない時間のほうです。予定を組むときは、この待ち時間を先に確保しておくと途中で慌てずに進められます。

失敗しやすい工程を1つだけ挙げるなら、乾燥の見きわめです。同じ製品でも、その日の気温と湿度で乾き方は変わります。取りかかる前に、その日どれだけ乾燥の時間を取れるかを確認しておきましょう。

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