五徳の掃除は重曹が正解|汚れレベル別の落とし方と素材別の注意点

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ガスコンロの五徳(ごとく)、気がつくとベタベタした油汚れや真っ黒な焦げで覆われていませんか。スポンジでこすってもなかなか落ちない汚れに、つい見て見ぬふりをしている方も多いはずです。

実は五徳の掃除は「重曹」を使えば、力を入れなくてもごっそり汚れが落ちます。ただし汚れの程度や五徳の素材によって、最適な方法は変わってきます。

この記事では、五徳の汚れレベル別の掃除方法と、ホーロー・ステンレス・アルミなど素材別の注意点をまとめて紹介します。読み終えるころには、自分の五徳に合った掃除手順が選べるようになります。

この記事でわかること
  • 五徳の汚れレベルと素材を見極める方法
  • 軽度・中度・重度それぞれに合う掃除手順
  • 素材別にやってはいけないNG行動
  • 掃除を楽にする予防習慣のコツ
汚れた五徳ときれいな五徳のビフォーアフター写真
目次

五徳の掃除を始める前に|まず汚れレベルを見極めよう

五徳の掃除は、汚れの程度によって手順がまったく違います。軽い油汚れに煮沸は大げさですし、逆に頑固な焦げにスポンジだけで挑んでも歯が立ちません。最初に汚れレベルと素材をチェックしてから方法を選ぶのが、結局は一番の近道です。

軽度・中度・重度の見分け方

まずは五徳の状態を観察し、どのレベルに当てはまるか確認しましょう。

汚れレベル状態の目安推奨される方法
軽度表面がベタつく程度の油汚れ。色は変わっていない重曹つけ置き(30分)
中度茶色〜黒っぽく変色。指でこすると粘りを感じるセスキスプレー+こすり洗い
重度真っ黒で硬い焦げが盛り上がっている。爪で剥がれない重曹で煮沸+放置

判断に迷ったら、ひとつ軽いレベルから試して、落ちなければ次の段階に進む方法がおすすめです。いきなり強力な手段を選ぶと、五徳を傷める原因になります。

五徳の素材を確認(ホーロー/ステンレス/アルミ)

素材によって使える洗剤と道具が変わります。ガスコンロの取扱説明書か、メーカーの公式サイトで確認しましょう。

  • ホーロー製:黒や濃い色で光沢がある。鉄やアルミにガラス質を焼き付けたもの
  • ステンレス製:銀色で金属光沢。錆びにくく耐久性が高い
  • アルミ製(鋳物含む):軽くて灰色っぽい。一部の業務用や旧型に多い

家庭用ガスコンロの五徳はホーロー製が主流です。素材が分からない場合は、まず重曹のつけ置き(軽度向け)から始めれば大きな失敗は避けられます。

うちの五徳、長年触ってなかったから真っ黒…。これって重度かも

五徳の掃除に必要なもの|重曹を中心に揃えるアイテム

五徳掃除の主役は重曹ですが、汚れによってはセスキ炭酸ソーダやオキシクリーンの方が向いている場面もあります。それぞれの特徴を知って、汚れに合った洗剤を選びましょう。道具は家にあるもので十分です。

重曹・セスキ・オキシクリーンの使い分け早見表

洗剤得意な汚れ使い方の例注意点
重曹油汚れ・軽い焦げつけ置き/煮沸/ペーストアルミは黒変するので不可
セスキ炭酸ソーダ油汚れ全般スプレーして拭き取り素手で扱うと手が荒れやすい
オキシクリーンこびりつき・黄ばみ40〜60℃のお湯でつけ置きアルミ・銅製品には使えない

軽度〜中度の汚れなら重曹で十分対応できます。長年放置した重度の焦げや、複数のパーツをまとめて漬けたいときはオキシクリーンが便利です。

道具(鍋・古歯ブラシ・スポンジ・キッチンペーパー)

五徳掃除で必要な道具は次のとおりです。

  • 五徳が入る大きさの鍋(重度の煮沸用)
  • 古歯ブラシ(細かい溝の汚れ用)
  • 柔らかいスポンジ(傷つけないため)
  • キッチンペーパー(仕上げの拭き取り用)
  • ゴム手袋(手荒れ防止)

金属たわしや硬いブラシは、ホーローやステンレスを傷つけるので使わないようにします。傷がつくと、そこから汚れが入り込んで余計に落ちにくくなります。

100均で揃う代替アイテム

専用品をそろえなくても、ダイソーやセリアなどの100円ショップで揃うアイテムで十分対応できます。重曹もセスキも100均で手に入りますし、つけ置き用の大きめバケツやマグネット付きの古歯ブラシも便利です。初めて五徳掃除に挑戦する方は、100均で一式そろえるところから始めても良いでしょう。

五徳の掃除方法【汚れレベル別】3つのやり方

ここからは具体的な手順を、軽度・中度・重度の3パターンに分けて紹介します。所要時間と難易度を最初に示すので、自分の状況に合わせて選んでください。火傷を防ぐため、五徳は必ず冷ましてから作業を始めましょう。

鍋に重曹水を入れて五徳をつけ置きしている様子

軽度の汚れ:重曹つけ置き(30分)

所要時間:約40分/難易度:★☆☆

表面がベタつく程度の油汚れなら、つけ置きだけでスッキリ落ちます。

STEP
重曹水を作る

シンクや大きめの容器に40〜50℃のお湯を1リットルためて、重曹を大さじ2杯(約30g)溶かします。

STEP
五徳をつける

五徳全体が浸かるように沈めて、30分ほど置きます。お湯が冷めてきたら少し熱めの湯を足しましょう。

STEP
スポンジでこする

柔らかいスポンジで全体をこすり洗いします。細かい溝の汚れは古歯ブラシで掻き出してください。

STEP
すすいで乾かす

水でしっかりすすいで重曹を洗い流し、キッチンペーパーで水気を拭いて自然乾燥させます。

つけ置き中はキッチンを離れて、別の家事と並行できるのもこの方法のメリットです。

中度の汚れ:セスキスプレー+こすり洗い

所要時間:約20分/難易度:★★☆

つけ置きほど時間はかけられないけれど、油汚れが目立つときに向いています。

STEP
セスキスプレーを作る

水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1を溶かしてスプレーボトルに入れます。市販のセスキスプレーを買ってもOKです。

STEP
五徳に吹きかけて放置

五徳全体にスプレーして、5〜10分置きます。汚れが浮いてくるのを待つ時間です。

STEP
スポンジ+古歯ブラシで擦る

スポンジで広い面を、古歯ブラシで溝を擦ります。力を入れすぎないのがコツです。

STEP
水拭きして仕上げる

濡れたキッチンペーパーで成分を拭き取り、乾いた布で仕上げます。

セスキは重曹より水に溶けやすく、スプレー向きです。普段使いの予防掃除にも活用できます。

重度の焦げつき:重曹で煮沸(30分+放置)

所要時間:約2〜3時間(放置時間含む)/難易度:★★★

真っ黒な焦げや何年も放置した汚れには、重曹を使った煮沸が効果的です。重曹は加熱すると弱アルカリ性から強めのアルカリ性に変化し、油汚れを分解しやすくなります。

STEP
鍋に水と重曹を入れる

五徳が入る大きさの鍋に水を1リットル入れ、重曹を大さじ1〜2杯加えます。重曹は溶けにくいので、軽く混ぜて溶かしましょう。

STEP
五徳を入れて加熱

五徳を沈めて中火にかけます。沸騰したら弱火にして20〜30分煮込みます。吹きこぼれに注意してください。

STEP
火を止めて放置

火を止めたら、鍋ごと2〜3時間放置します。お湯が完全に冷めるまで待つことで、汚れがじっくり浮き上がります。

STEP
取り出してこする

冷めた五徳を取り出し、スポンジや古歯ブラシで擦ります。柔らかくなった焦げが面白いほど落ちるはずです。

STEP
すすいで完全に乾かす

水でよくすすぎ、キッチンペーパーで水気を拭いてから完全に乾かします。湿ったまま戻すとサビの原因になります。

煮沸時の安全ポイント

換気扇を必ず回し、火の側を離れないようにしましょう。重曹は加熱で泡立つため、鍋は深めのものを選び、水位は鍋の7分目までに抑えると吹きこぼれにくくなります。

五徳の素材別|やってはいけないNG掃除

素材ごとに「これだけは避けたい」というNG行動があります。間違った方法は五徳の寿命を縮めるだけでなく、コンロ本体の故障につながることもあります。我が家の五徳の素材を確認してから、適切な方法を選んでください。

ホーロー製:金属たわしで傷つけない

ホーロー製の五徳は、表面のガラス質コーティングが傷つくと一気に劣化します。金属たわしや研磨剤入りのクレンザーでゴシゴシ擦ると、コーティングが剥がれて下地の鉄がむき出しになり、サビが進行する原因になります。

頑固な焦げも、煮沸でふやかしてから柔らかいスポンジで落とすのが正解です。短時間で結果を求めず、つけ置きの時間を味方につけましょう。

ステンレス製:塩素系漂白剤は使わない

ステンレスは比較的丈夫ですが、塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)に長時間つけると変色や腐食の原因になります。サビに強いステンレスでも、塩素は弱点です。

また金属たわしも細かい傷の原因になります。傷の溝に汚れが入り込むと、茶色いシミとなって取れにくくなるので注意しましょう。

アルミ製:重曹で黒変するので要注意

アルミ製の五徳に重曹(アルカリ性)を使うと、化学反応で黒く変色してしまいます。これはアルミの表面酸化膜がアルカリで溶けるためで、一度黒くなると元には戻りません。

アルミ製と分かっている場合は、中性洗剤(食器用洗剤)とお湯でのつけ置きにとどめましょう。判別がつかないときは、目立たない場所で重曹水を少し試してから本格的に使うのが安心です。

素材別NG早見表
  • ホーロー → 金属たわし・クレンザー・硬いブラシは避ける
  • ステンレス → 塩素系漂白剤に長時間漬けない
  • アルミ → 重曹・セスキ・オキシクリーンは使わない

五徳をきれいに保つ予防習慣|月1回のメンテナンス

五徳掃除でいちばん楽な方法は、汚れをためないことです。料理のたびに少しずつ拭き取るだけで、頑固な焦げ落としに費やす時間が大幅に減ります。月1回のリセット習慣も組み合わせれば、五徳はいつでも気持ちよく使える状態を保てます。

使用後すぐの拭き取りが最強の予防策

調理後、五徳がほんのり温かいうちに濡れ布巾でサッと拭くだけで、油汚れは固まらずに落ちます。冷めて固まった油は剥がしにくくなり、それが積み重なって焦げになります。

毎回は難しくても「炒め物をした日だけ」「揚げ物の翌日に」といった自分ルールを決めると続けやすいですよ。

調理直後だと汚れがゆるんでて、ホント一拭きで落ちる!

月1回の重曹つけ置きルーティン

月初めや週末など、決まったタイミングで重曹つけ置きを習慣化するのもおすすめです。30分ほど浸けておくだけなので、洗濯や別の家事と並行できます。

カレンダーアプリにリマインダーを設定したり、月初の日曜日と決めたり、自分なりのトリガーを用意すると忘れにくくなります。

重曹掃除をもっと活用したい方へ

重曹は五徳以外にもキッチン全体で大活躍します。場所別の使い方は下の記事で詳しく紹介しています。

五徳の掃除に関するよくある質問

五徳は食洗機で洗ってもいい?

メーカーが対応をうたっていない限り、食洗機での洗浄は避けた方が無難です。高温と強アルカリ洗剤の組み合わせで、ホーローのコーティングが劣化したり、アルミが変色したりする可能性があります。手洗いか重曹つけ置きが安全な選択です。

重曹で焦げが落ちないときはどうする?

重曹で落ちない頑固な焦げには、煮沸時間を延ばす(最大1時間)か、オキシクリーンでのつけ置きに切り替えてみてください。それでも落ちないこびりつきは、無理に削らず重曹ペースト(重曹3:水1)を塗って一晩放置する方法もあります。素材を傷めない範囲で対応しましょう。

五徳の交換時期の目安は?

一般的には、ガスコンロ本体の寿命と同じく10年程度が目安です。ただし、ホーローのコーティングが剥がれて下地のサビが広がっている、変形して鍋が安定しない、といった症状が出たら早めの交換を検討しましょう。交換用の五徳はメーカーの純正部品が安心です。

浸け置き中にお湯が冷めたらどうする?

軽度・中度のつけ置き中にお湯が冷めてきたら、熱めのお湯を継ぎ足してOKです。温度が下がると重曹の洗浄力も弱まるので、ぬるくなったら早めに足しましょう。

まとめ|五徳の掃除は「汚れレベル×素材」で方法を選ぼう

五徳の掃除は、いきなり強い方法を選ぶのではなく、汚れの程度と素材に合わせて手順を決めるのが成功のコツです。軽度なら重曹つけ置き、中度ならセスキスプレー、重度なら重曹煮沸と覚えておけば迷いません。

素材別のNG行動(ホーローへの金属たわし、ステンレスへの塩素系、アルミへの重曹)も押さえておくと、五徳を傷めずに長く使えます。

今日からできる3つのアクション
  1. 自分の五徳の素材と汚れレベルを確認する
  2. 軽度なら重曹つけ置き30分から試す
  3. 調理後の温かいうちに拭く習慣を1週間続けてみる

五徳の掃除は重曹ひとつで多くの汚れに対応できます。汚れをためずに月1回のリセットを習慣化すれば、いつでもピカピカのコンロでお料理を楽しめますよ。

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