5月の大掃除はどこから始める?梅雨前にやるべき場所と進め方

当ページのリンクには広告が含まれています。
may-oosouji
  • URLをコピーしました!

年末の大掃除は寒い・忙しい・やることが多いの三重苦。そこで近年注目されているのが、気候の落ち着く5月の大掃除です。

この記事では、5月の大掃除がおすすめな理由と、梅雨前に優先したい場所、上旬・中旬・下旬の段取り、そして無理なく続けるためのコツをまとめました。GW明けからの3週間で、年末の負担をぐっと軽くしていきましょう。

この記事でわかること

  • 5月に大掃除をするメリット(気温・湿度・油汚れの落ちやすさ)
  • 梅雨前に優先したい場所ベスト5
  • 上旬・中旬・下旬の段取り例
  • 無理なく進めるための3つのコツ
目次

5月の大掃除がおすすめな3つの理由

5月の大掃除をおすすめする理由は、気温・湿度・油汚れの3条件がそろう唯一の月だからです。年末より圧倒的に作業がしやすく、梅雨入り前にカビの種をつぶせるという副次的なメリットもあります。

5月にやる意味は「快適に動ける気温」「油が緩む暖かさ」「梅雨前のカビ対策」の3点セット。この時期を逃すと次の好機は秋までありません。

普段の掃除と大掃除の違いは、「外す・動かす・登る」の3つに手を出すかどうかです。換気扇のフィルターを外す、家具や収納ケースを動かす、脚立に登って照明のカバーを拭く。どれも時間と体力を使うので、日々の掃除では自然と後回しになります。

この3つをまとめて片づけるのが大掃除です。そして3つとも、暑くも寒くもない5月がいちばん手をつけやすい時期になります。

気温と湿度が掃除に最適

5月の平均気温は本州の多くの地域で15〜20℃前後。窓を開け放っても寒くなく、水仕事をしても手がかじかみません。湿度もまだ低めなので、雑巾やフローリングがすぐに乾きます。

真夏のように汗だくにならず、年末のように凍えることもない。家事のなかでも体力を使う大掃除には、ちょうどよい気候です。

この気候は、先ほどの「外す・動かす・登る」と相性が良いのもポイントです。外した部品を屋外に並べて乾かせますし、脚立に登っても汗で手が滑りません。

洗った網戸や五徳を風通しのよい日陰に置いておけば、半日ほどで乾いて元に戻せます。乾く時間まで含めて1日の予定を組めるのが、この時期のいちばんの利点です。

冬の油汚れが落としやすい

冬の間に固まっていたキッチンの油汚れは、気温が上がるとやわらかくなります。レンジフードや換気扇、ガス台まわりに付着した油は、年末よりも5月のほうがはるかにラクに落ちます。

つけ置きや重曹スプレーの効きも段違い。冬は固くてこすっても落ちない汚れが、すっと拭き取れる感覚を体験できます。

油汚れは温度で硬さが変わります。室温が上がるだけでもやわらぎ、そこへ40〜50℃のお湯を使うとさらに緩みます。つけ置きの目安は30分〜1時間ほどです。

冬に同じことをすると、お湯が早く冷めて途中で油が固まり直します。同じ手順・同じ洗剤でも落ち方が変わるのは、この温度差が理由です。

梅雨入り前にカビ予防ができる

関東以南では6月上旬から中旬にかけて梅雨入りします。湿度が一気に上がるこのタイミングまでに、水回りの汚れやぬめりを落としておくと、カビの発生をかなり抑えられます。

梅雨が来てからの大掃除では遅すぎる。カビ予防は「湿る前に汚れを取る」が鉄則です。

掃除でカビに対してできるのは、カビの養分を先に減らしておくことです。浴室の石けんカスや皮脂、キッチンに散った油、押し入れにたまったホコリは、どれもカビが育つときの栄養になります。

養分が少なければ、6月に湿度が上がっても一気には広がりません。逆に汚れを残したまま梅雨に入ると、同じ湿度でも黒い点が出るまでの時間が短くなります。

なお、部屋の湿度そのものを下げる工夫は掃除とは別の役割です。換気や除湿の進め方は、5月の湿気対策をまとめた記事で紹介しています。

「年末はもう疲れた…」という人ほど、5月の大掃除を試す価値ありです。気候がいいだけで、こんなにラクなのかと驚きますよ。

5月の大掃除で優先したい場所【ベスト5】

5月に優先したいのは、梅雨で湿気るとやっかいな場所と、夏になると暑くて手が出せない場所です。家全体を一気にやろうとせず、この5か所に絞ると現実的に終わります。

どこから手をつけるか迷ったら、次の3つのふるいにかけてみてください。

  • 梅雨に入ると悪化するか(ぬめり・においの元が残っている場所)
  • 夏になると暑くて手が出せないか(屋外・高い場所)
  • 普段の掃除では手が届かないか(外す・動かす・登るが必要な場所)

2つ以上あてはまる場所が、5月にやる価値の高い場所です。これから挙げる5か所は、いずれも2つ以上に該当します。

5月の大掃除で重点的にきれいにしたい家の中の場所(ベランダや窓まわりのイメージ)

ベランダ・窓・網戸

5月の晴れた日は、ベランダや窓まわりの掃除に最高のコンディションです。日差しが強すぎず、洗ったあとも気持ちよく乾きます。

網戸は外してシャワーで流すと、室内にホコリを持ち込みません。サッシの溝は古い歯ブラシでこすってから掃除機で吸い取ると、細かい砂や花粉ごときれいになります。窓ガラスは曇りの日のほうが乾きが遅く、拭き跡が残りにくいので、天気を見て使い分けましょう。

順番は、乾いた砂ぼこりを払ってから水を使うのが基本です。先に濡らすと砂が泥になって面積が広がり、拭き取る手間が増えます。

集合住宅では、ベランダにバケツで大量の水を流すのは避けましょう。下の階やお隣に水が落ちることがあり、規約で禁止されている建物もあります。固く絞った雑巾とブラシで進めれば、水を流さなくても十分きれいになります。

キッチンの換気扇・コンロまわり

冬に固まった油汚れが、ちょうどやわらかくなっているのが5月。レンジフードのフィルターやファンを外し、素材を確かめたうえで重曹を溶かしたぬるま湯にしばらくつけ置きすれば、ブラシで軽くこするだけで落ちます。

コンロの五徳や受け皿も同じ要領で。冬は固くて諦めていた焦げが、驚くほどあっさり取れることがあります。

外す前に、スマホで1枚だけ写真を撮っておくと戻すときに迷いません。ファンやフィルターは向きを間違えるとはまらないことがあります。作業前に電源を切る(またはブレーカーを落とす)のも忘れないでください。

気をつけたいのは素材です。銀色の金属フィルターはアルミ製のことが多く、重曹やセスキのようなアルカリ性のものに長くつけると黒く変色し、元には戻りません。素材が分からないときは中性洗剤で短めにとどめると安心です。

浴室・洗面所のカビ予防

梅雨に入ると、浴室の天井・パッキン・床のすき間に黒カビが一気に広がります。これを防ぐ最後のチャンスが5月です。

カビが目に見える前に、塩素系の浴室用洗浄剤で天井から壁、床まで一周しておきましょう。排水口のフタや髪の毛キャッチャーも分解して洗い、ぬめりの元を断ち切ります。

天井は洗浄剤を直接スプレーせず、フロアワイパーに巻いたクロスに含ませてから塗り広げます。真上に吹き付けると、顔や目に落ちてくるおそれがあるためです。ゴム手袋と、あれば保護メガネも用意しておきましょう。

使う日はカビ取り剤だけと決めるのが安全です。他の洗剤と同時に使ったり、続けて使ったりしないでください(理由は後述の洗剤の使い分けで説明します)。作業前に髪の毛や石けんカスを流しておくと、洗浄剤が汚れではなくカビに届きます。

エアコン内部と吹き出し口

エアコンを冷房モードで使い始める前に、フィルターとルーバー(吹き出し口)をきれいにしておくと、夏の電気代もカビ臭も変わります。

フィルターは月1回の掃除機がけが基本ですが、5月は外して水洗いし、しっかり乾かしてから戻すのがおすすめです。ドレンホースの詰まりもこの時期に確認しておくと、夏のエアコン水漏れトラブルを防げます。

作業の前に、コンセントを抜くかブレーカーを落としてください。フィルターは掃除機で表側からホコリを吸ってから水洗いすると、目詰まりを押し込まずに済みます。

洗ったあとは完全に乾かしてから戻すのが鉄則です。半乾きのまま戻すと、それ自体がにおいの原因になります。吹き出し口のルーバーは手で軽く回る範囲までにとどめ、固いときは無理に動かさないでください。

押し入れ・クローゼットの衣替えと除湿

衣替えのタイミングで、押し入れやクローゼットの中身を一度全部出してみてください。冬物をしまう前に、内部のホコリを掃除機で吸い、固く絞った布で拭いておくと、夏の間にカビが生えるリスクをぐっと下げられます。

除湿剤も新しいものに入れ替える絶好のタイミング。古い除湿剤を放置しておくと、満タンになった水分が逆に湿気を呼んでしまうことがあります。

大掃除として足したいのは、登らないと届かない場所です。天袋や枕棚の上、壁の上のほうはホコリがたまりやすく、普段の掃除ではまず手つかずになります。

収納ケースを動かして、底とその下も拭いておきましょう。1年間出番のなかったものが出てきたら、戻す前に別の箱にまとめておくと、次の入れ替えがぐっと楽になります。

1か所を仕上げる手順と、やりがちな失敗

場所が変わっても、大掃除の手順は同じです。上から下へ、奥から手前へ、乾いた汚れを先に。この3つを守るだけで、やり直しがぐっと減ります。

床を拭いてから照明のホコリを落とせば、床をもう一度拭くことになります。物をどける前に洗剤を吹きかければ、置いてあった場所だけ汚れが残ります。順番を決めておくのは、丁寧さのためではなく手戻りを減らすためです。

大掃除で時間が足りなくなる原因の多くは、汚れの手ごわさではなく、この手戻りです。順番さえ守れば、同じ場所を二度拭かずに済みます。

4ステップで進める基本の流れ

どの場所でも、次の4ステップに当てはめれば迷いません。とくに待ち時間の使い方で、終わる時刻が大きく変わります。

STEP
まわりの物をどけ、置き場所を決める

作業する場所の物をいったん外に出します。出した物を置く場所も先に決めておくと、途中で足の踏み場がなくなりません。

STEP
乾いたホコリを上から落とす

照明や棚の上など高い場所から、乾いた状態でホコリを落とします。水を使うのはこのあとです。掃除機やフロアワイパーで先に受け止めると、床の後始末が軽くなります。

STEP
洗剤を使い、待ち時間は別の作業に回す

つけ置きや洗剤を置いておく時間は、別の場所を進めるチャンスです。放置時間を決めてタイマーをかけると、置きっぱなしで乾いてしまう失敗を防げます。

STEP
完全に乾かしてから戻す

洗った部品は、乾いてから元の位置へ戻します。半乾きで戻すと、梅雨を待たずにカビやにおいの原因を自分で仕込むことになります。

やりがちな失敗と、その防ぎ方

失敗1:一度にあちこち外してしまう。勢いで換気扇も網戸もエアコンも外すと、戻すころには順番も向きも分からなくなります。外すのは1か所ずつ、戻すところまでを1セットと考えましょう。

失敗2:途中で片づけを始めてしまう。掃除のつもりが、出てきた物の要不要を考え始めて手が止まる…というのも定番です。迷った物は「保留」と書いた箱にまとめ、判断は掃除が終わった日の夜に回しましょう。

失敗3:強い洗剤や硬い道具に頼る。落ちないからと洗剤を濃くしたり金属たわしでこすったりすると、汚れより先に素材が傷みます。アルミやコーティングされた面、木部はとくに弱く、傷は元に戻りません。落ちない汚れは力ではなく時間(つけ置き)で落とすのが基本です。

洗剤は4種類あれば足りる

洗剤は種類を増やすほど、どれを使うか迷います。汚れの性質は大きく分けて2つなので、次の4本をそろえれば家の中はほぼカバーできます。

汚れの種類汚れの性質使うもの主な場所
油汚れ・皮脂酸性重曹・セスキ(アルカリ性)換気扇・コンロ・壁
水垢・石けんカスアルカリ性クエン酸(酸性)浴室・洗面台・蛇口
黒カビ塩素系のカビ取り剤浴室のパッキン・天井
軽い汚れ全般中性洗剤素材が分からない場所

迷ったら中性洗剤から試すのが安全です。それで落ちないときだけ、汚れの性質に合わせて反対の性質のものへ切り替えます。

塩素系(カビ取り剤・塩素系漂白剤)と酸性のもの(クエン酸・お酢・酸性タイプの洗剤)は絶対に混ぜないでください。有害なガスが発生します。同じ場所で続けて使うときも、いったん水で十分に流してからにしましょう。

上旬・中旬・下旬の段取り例

5月の大掃除を1日でやろうとするのは無謀です。GW明けから梅雨入りまでの約3週間を、上旬・中旬・下旬の3ブロックに分けて進めるのが現実的です。

時期取り組む場所狙い
上旬(GW明け)ベランダ・窓・網戸晴天続きの屋外作業を一気に
中旬キッチン・浴室・洗面所水回りのカビ予防を梅雨前に
下旬エアコン・収納・仕上げ夏に向けた最終調整

3週間あるとはいえ、まとまった時間が取れるのは週末だけという方も多いはずです。どこにどれくらいかかるかを先に知っておくと、1日に詰め込みすぎずに済みます。

場所目安の作業時間手間の中身
網戸・窓(2〜3枚)2〜3時間外す・登る
レンジフード1〜2時間(つけ置き含む)外す
浴室のカビ取り1時間+洗浄剤を置く時間登る
エアコンのフィルター30分+乾かす時間外す・登る
押し入れ1か所1〜2時間動かす

乾かす時間まで入れると、1日に2か所を詰め込むのが難しいことが分かります。屋外や水を使う作業は午前中に始めると、その日のうちに戻すところまで終わります。

上旬(GW明け):屋外と窓まわり

連休が明けた最初の週末は、まだ気候が安定していて屋外作業に向いています。ベランダの床洗い、エアコン室外機まわりのホコリ、窓と網戸を一気に片付けてしまいましょう。

屋外は梅雨に入ると一気にやりにくくなるので、ここを最優先にします。

上旬に屋外を置くのは、天気の選択肢が多いからです。予定していた日が雨でも、まだ振り替え先が残っています。これが下旬だと、次の晴れ間が梅雨入り後になることもあります。

粗大ごみに出したいものがあれば、この時期に申し込んでおきましょう。自治体の回収は早ければ数日ですが、混み合う時期は2週間ほど先になることもあります。回収日が梅雨に入ると、玄関やベランダに置いたままの期間が長くなります。

中旬:水回りのカビ予防

中旬は梅雨入りまであと2〜3週間。浴室・洗面所・キッチンシンクといった水回りに集中します。塩素系洗剤の使用は換気が必要なので、晴れた日を狙うのがコツです。

排水口や換気扇のような分解が必要な掃除は、丸1日空いている日にまとめてやるのが効率的です。

中旬は水と洗剤を使う週と決めておくと迷いません。カビ取り剤を使う日は、家族の在宅や洗濯の予定も見ておきましょう。においがこもると、その日は部屋干しがしづらくなります。

時間が足りなくなったら、洗剤を使う場所(浴室・換気扇)を先に片づけ、拭き掃除は下旬へ回します。汚れを落とす作業のほうが、後ろにずらしたときの損が大きいためです。

下旬:エアコン・収納と仕上げ

下旬は梅雨入り直前。エアコンのフィルター洗浄、冷房試運転、押し入れ・クローゼットの整理を行います。気温が25℃を超える日も増えるので、汗ばむ前の午前中がおすすめです。

最後に床と家具の上のホコリを拭いて仕上げれば、梅雨入りを気持ちよく迎えられます。

下旬は戻して確かめる週でもあります。外した部品が全部戻っているか、フィルターの向き、排水口のフタ、網戸のはめ直しを一周して確認しましょう。戻し忘れは、夏に不調が出てから気づくことが多いポイントです。

やり残しが出ても、6月に持ち越さず「今年はここまで」と線を引いて構いません。汚れをまとめてリセットする機会は、秋にもう一度あります。

5月の大掃除のスケジュールを書いたカレンダーや手帳のイメージ

5月の大掃除を楽に進める3つのコツ

5月の大掃除を成功させるカギは、「気合いを入れすぎない」こと。年末の総力戦と違って、5月は時間に余裕があります。コツコツ進めるほうが結果的にきれいに仕上がります。

もうひとつ効くのが、終わりを先に決めておくことです。「あと2回やったら終了」「この週末で切り上げる」と決めておくと、やり残しがあっても気持ちよく区切れます。

1か所を100点にするより、5か所を70点にするほうが、梅雨の過ごしやすさははっきり変わります。完璧を目指した年ほど途中で止まりやすいのは、年末の大掃除で経験ずみという方も多いはずです。

晴れの日と曇りの日の使い分け

掃除内容によって、向いている天気が違います。これを意識するだけで、仕上がりに差が出ます。

  • 晴れの日:ベランダ・網戸・布団干し・カーテン洗濯
  • 曇りの日:窓ガラス拭き(乾きが遅く拭き跡が残りにくい)
  • 雨の日:収納の整理・キッチン換気扇のつけ置き

天気予報を見て、無理に晴れの日に水拭きを詰め込まないようにしましょう。

あわせて見ておきたいのが時間帯です。洗って干す作業は、午前中に始めれば日没までに乾きます。逆算すると、屋外の水仕事に取りかかるタイムリミットは昼過ぎです。

風の強い日は、屋外の水拭きに向きません。乾くのが速すぎて拭き跡が残りますし、水しぶきが隣に飛ぶこともあります。そういう日は、屋内のつけ置きや収納の整理に振り替えましょう。

道具を1セットにまとめておく

掃除のたびに洗剤や雑巾を探していると、それだけで気力が削られます。よく使う道具を1つのバケツやカゴにまとめておくと、すぐに動き出せます。

大掃除セットの中身例

  • 重曹・クエン酸・塩素系漂白剤
  • マイクロファイバークロス3〜5枚
  • 古歯ブラシ・スポンジ・メラミンスポンジ
  • ゴム手袋・マスク・キッチンペーパー

そろえるときは、洗う・拭く・こする・守るの4つがあるかで確認すると抜けがありません。「守る」はゴム手袋やマスクのことで、これを飛ばすと手が荒れて翌日の作業がつらくなります。

持ち手のついたカゴやバケツに入れておけば、そのまま次の場所へ移動できます。使い古しの布や歯ブラシは捨てずに取っておくと、汚れのひどい場所を拭いてそのまま処分でき、洗う手間も減ります。

1日1か所ルールで無理しない

「今日はここだけ」と決めて取り組むと、続きます。逆に「1日で全部やろう」と意気込むと、途中で疲れて中途半端なまま放置…という年末の失敗を繰り返してしまいます。

コツは、1か所の単位を小さく切ることです。「浴室」ではなく「浴室の天井と壁」、「キッチン」ではなく「レンジフードのフィルター」と決めれば、30分ほどで終わって達成感が残ります。

終わった場所は、カレンダーやメモに書き出しておきましょう。残りが目に見えると、下旬にどこを削るかの判断がしやすくなります。

3週間で15日動けば、家全体がリセットされます。週末+平日の夜30分×2回くらいのペースが、家事のリズムを崩さない目安です。

よくある質問

5月の大掃除と年末の大掃除、両方やるべきですか?

どちらか1回に絞っても十分です。5月にしっかりやれば、年末は普段の掃除+玄関・水回りの軽い磨き上げで済みます。負担を分散したい人ほど5月がおすすめです。

何日くらいかけて終わらせるのが普通ですか?

まとめて3〜4日でやる人もいれば、3週間に分散して合計10〜15時間かける人もいます。家の広さや子どもの有無で変わるので、自分のペースで構いません。

雨が続いて予定通り進まないときは?

屋内でできる収納整理や換気扇のつけ置きに切り替えましょう。屋外作業は梅雨入り直前の貴重な晴れ間を狙えば、優先度の高い場所だけは間に合います。

小さな子どもやペットがいても、カビ取り剤を使って大丈夫ですか?

使う時間帯を分けるのが基本です。作業のあいだは別の部屋にいてもらい、窓と換気扇で風を通し続けます。洗い流したあとも床に成分が残らないよう十分にすすぎ、乾くまでは浴室に入れないようにしてください。においが不安な日は、こすり洗いで落ちる範囲にとどめる判断もありです。

賃貸ですが、換気扇やエアコンはどこまで分解していいですか?

取扱説明書に「お手入れ」として書かれている範囲、つまりフィルターやカバーを外して洗うところまでが目安です。それ以上の分解は、部品を割ってしまうと退去時の負担になることがあります。異音やにおいが取れないといった不調は、自分で開ける前に管理会社へ連絡したほうが早く片づきます。

まとめ:5月の大掃除で梅雨と年末を楽にする

5月の大掃除は、気温・湿度・油汚れの3条件がそろう絶好のタイミングです。梅雨入り前にカビの予防ができ、年末の負担も大きく減らせます。

優先したいのは、ベランダ・窓・換気扇・浴室・エアコン・収納の5か所。上旬・中旬・下旬の3ブロックに分け、1日1か所ルールで無理なく進めるのが続けるコツです。

年末の大掃除に毎年苦しんでいる人ほど、今年は5月にスタートしてみてください。梅雨も夏も、そして年末も、ぐっと過ごしやすくなりますよ。

最後に、この記事の要点を並べておきます。

  • 5月は「外す・動かす・登る」がいちばんやりやすい月
  • 優先するのは、梅雨で悪化する場所と夏に手が出せない場所
  • 手順は上から下へ、奥から手前へ、乾いた汚れを先に
  • 洗剤は4種類で足りる。塩素系と酸性は混ぜない
  • 1か所の単位を小さく切り、終わりを先に決めておく

まず何から始めるか迷ったら、次の晴れた日に網戸を1枚だけ外して洗ってみてください。乾かしているあいだに窓とサッシを拭けば、それで1か所が終わります。

1か所終わると、残りの見通しが立ちます。あとは上旬・中旬・下旬の順番どおりに、週末ごとに1つずつ進めていきましょう。

may-oosouji

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次