年末の大掃除を前に、ふと神棚を見上げると、屋根や棚板にうっすらとホコリが積もっている。掃除をしたいけれど、いつしてよいのか、お札に触れてもよいのかがわからず、つい後回しにしている。そんな方は少なくありません。
この記事では、神棚を掃除する時期の目安と避けたほうがよいとされる日、準備するもの、お札の下ろし方から元に戻すまでの手順をまとめました。白木を傷めない拭き方と、お札・しめ縄・榊を取り替える時期もあわせて紹介します。
神棚の掃除は、年に1回の大掃除を12月13日から28日ごろまでに、日ごろの手入れは毎月1日・15日を目安に行うと区切りがつけやすくなります。白木は水に弱いので、ホコリを払って乾拭きするのが基本です。
神棚の掃除はいつ?年末の大掃除と毎月1日・15日が目安
神棚の掃除には、「年に1回の大掃除」と「日ごろの手入れ」の2つのタイミングがあります。大掃除は、新しいお札を迎える前の年末に行うのが一般的です。日ごろの手入れは、ホコリを払ってお供えを替える程度の軽い掃除で、毎月1日と15日を区切りにする家庭が多く見られます。
このあと、年末の大掃除に向く日、毎月の手入れの目安、避けたほうがよいとされる日の3つを順に説明します。なお、日取りの習わしには地域や家庭による違いがあり、守らないと困るという決まりではありません。迷ったときは、お札をいただいた神社に尋ねると、その土地での考え方を教えてもらえます。
年末の大掃除は12月13日の「正月事始め」から28日ごろまでに
12月13日は「正月事始め」と呼ばれ、すす払いなど正月を迎える準備を始める日とされてきました。神棚の大掃除もこの日以降に行い、きれいにした神棚へ新しいお札を納めて、しめ縄を張り替える流れが一般的です。
終える日の目安は、正月飾りを飾る28日ごろです。末広がりの「八」が入る28日は縁起がよいとされ、この日までに神棚を整えて飾りを付ける家庭も多くあります。家全体の大掃除をするなら、神棚をいちばん最初に済ませると段取りが組みやすくなります。高い場所にある神棚のホコリが下に落ちるため、床や家具の掃除を後に回せば二度手間になりません。
13日が平日で時間が取れない場合は、その後の週末に回してかまいません。年末の大掃除の段取り全体は、こちらの記事で上旬・中旬・下旬に分けて紹介しています。

日ごろの手入れは毎月1日・15日が区切りにしやすい
神棚は目線より高い場所にあるため、気づかないうちにホコリがたまります。年に1回の大掃除だけだと、屋根の上や棚板の奥に積もったホコリが固まり、払うだけでは落ちにくくなります。日ごろは、毛ばたきでホコリを払い、お供えの器をすすぐ程度の手入れを続けておくと、年末の作業が短く済みます。
日ごろの手入れの区切りには、毎月1日と15日がよく選ばれます。神社によっては月の初めと半ばにお祭り(月次祭など)が行われることにちなみ、家庭でもこの2日に榊を新しくしたり、お供えを改めたりする習わしがあるためです。月2回が難しければ、1日だけでも十分です。所要時間は5〜10分ほどで、朝に手を合わせるついでに済ませられます。
避けたほうがよいとされる日|29日・31日・元日
年末の神棚の大掃除では、次の3日を避ける習わしがあります。正月飾りを飾る日の考え方と同じで、新しいお札としめ縄を整える日として、ふさわしくないとされているためです。
- 12月29日:「九」が「苦」に通じるため
- 12月31日:前日に慌てて整える「一夜飾り」になり、神様を迎える準備として誠意に欠けるとされるため
- 1月1日:迎えた福を掃き出してしまうとして、元日は掃除そのものを控える習わしがあるため
どうしても30日になる場合は、その日のうちに飾りまで終えれば、一夜飾りにはなりません。月ごとの手入れには、こうした避ける日の決まりは特にありません。
神棚の掃除に準備するもの
神棚の掃除に、特別な道具は要りません。そろえておきたいのは、ホコリを払う道具、乾いた柔らかい布、下ろしたお札と神具を置くための白い紙、そして安定した踏み台です。
このあと、それぞれの道具を選ぶときの注意点と、掃除の前の身支度を説明します。神棚は目線より高い場所にあることが多く、手を伸ばしたままの作業になります。道具を先に手の届く場所へまとめておくと、踏み台を何度も上り下りせずに済みます。年末の大掃除なら、作業時間は30分〜1時間ほどを見込んでおきましょう。
- 毛ばたき、またはハンディモップ(屋根や細かい部分のホコリ取り)
- 乾いた柔らかい布 2〜3枚(綿のタオルやマイクロファイバークロス)
- 水で固く絞る用の布 1枚(汚れがひどいときだけ使う)
- 白い紙(半紙や奉書紙。無ければ新しいコピー用紙やキッチンペーパー)
- 綿棒・柔らかい筆(扉や彫りの隙間用)
- 安定した踏み台、または脚立
道具選びの注意|白木に使わないもの
神棚の宮形や棚板の多くは、ヒノキなどの白木で作られています。白木は塗装をしていない木肌そのままなので、水や油分をよく吸います。そのため、住居用洗剤、アルコールの除菌シート、ワックスや油分を含む化学ぞうきんは使いません。シミや変色の原因になることがあり、一度しみ込んだものは拭いても取れにくいからです。
布は、毛羽の出にくい綿のタオルか、マイクロファイバーのクロスが扱いやすいでしょう。毛ばたきは、羽根や柔らかい化学繊維のものを選びます。硬いブラシや研磨剤入りのスポンジは、木肌に細かい傷をつけるので向きません。掃除に使う布は、ほかの場所と分けて神棚専用にしておくと、別の汚れを持ち込まずに済みます。
掃除の前の身支度と踏み台の置き方
始める前に手を洗い、神棚の前で一礼してから取りかかると、気持ちの区切りがつきます。お札に息がかからないよう、マスクを着けて作業する方法もあります。指輪や腕時計は、お札や宮形に当てて傷つけないよう外しておきましょう。
踏み台は、脚がしっかり開いて床に水平に置けるものを使います。キャスター付きの椅子や回転椅子に乗るのは危険なので避けてください。神棚の正面より少し横に踏み台を置くと、体を正面に向けたまま無理なく手が届きます。お札や神具を下ろすときは、片手がふさがった状態で踏み台を下りることになるため、家族に受け取ってもらうと安全です。
神棚の掃除の手順|下ろす・払う・拭く・戻す
神棚の掃除は、お札と神具を下ろしてから、上から下へホコリを払い、乾拭きして元に戻すという順番で進めます。お札を置いたままホコリを払うと、お札にホコリが降りかかってしまうためです。年末の大掃除では6つのステップをすべて行い、毎月の手入れではSTEP 3と、お供えの取り替えだけでもかまいません。
まず全体の流れをステップで示し、そのあと「お札の下ろし方と置き場所」「宮形と棚板の拭き方」「神具の洗い方と戻し方」の3つについて、迷いやすい点を補足します。灯明(ろうそく)を使っている場合は、作業の前に必ず火を消し、冷めてから触れてください。
手を洗って神棚の前で一礼します。灯明の火は消しておきます。下ろしたものを置く場所に白い紙を敷いておきましょう。
お供え(米・塩・水・榊)を先に下ろし、続けて神具を下ろします。どこに何があったか、スマートフォンで写真を撮っておくと戻すときに迷いません。
宮形の扉を開け、お札を両手で取り出します。白い紙を敷いた、目線より高い清潔な場所に、重ねずに並べて置きます。
毛ばたきで屋根、扉、宮形の内側、棚板の順にホコリを払います。彫りの隙間は筆や綿棒でかき出します。
宮形と棚板を乾いた布で木目に沿って拭きます。陶器の神具は水で洗い、よく乾かします。
棚板が乾いたのを確かめてから、お札、神具の順に元の位置へ戻します。新しい米・塩・水と榊を供え、一礼して終わります。
お札の下ろし方と置き場所
お札は、文字が書かれた面に指が触れないよう、両手で端を持って取り出します。手が乾いた状態で扱い、片手でつまんだり、ほかのものの上に重ねたりしないようにしましょう。宮形の扉の奥に複数のお札を重ねて納めている場合は、一番手前から順に取り出し、取り出した順に左から並べておくと、戻すときに順番を間違えません。
置き場所は、タンスや棚の上など、目線より高く、ほかの物が置かれていない清潔な場所が向いています。床に直接置くのは避けます。適当な場所がないときは、テーブルに白い紙を敷き、その上に置いてもかまいません。年末の大掃除で新しいお札に替える場合も、古いお札はいったん同じように紙の上に置き、後日、神社へ返納するまで丁寧に保管します。
宮形と棚板の拭き方|乾拭きが基本、汚れには固く絞った布
ホコリを払ったあとは、乾いた柔らかい布で木目に沿って拭きます。円を描くようにこすると、木肌の繊維が毛羽立ちやすくなります。屋根の反りや扉の格子のように細い部分は、布を指に巻いてなぞるか、綿棒を使うと届きます。力を入れずになでる程度で十分です。
お供えの水や酒をこぼした跡、手あかなど、乾拭きで落ちない汚れがあるときだけ、水で固く絞った布で軽くたたくように拭きます。絞りが甘いと水がしみ込み、輪ジミになります。拭いたらすぐに乾いた布で水気を取り、風通しのよい状態で15〜30分ほど乾かしてから、お札を戻しましょう。濡れた木肌にお札を置くと、お札まで湿ってしまいます。
神棚の天井や、神棚を置いている壁にもホコリはたまります。宮形を拭き終えたら、周りの壁と天井も毛ばたきで軽く払っておくと、次に掃除するまでホコリが落ちてきにくくなります。

神具の洗い方と戻し方
水玉(水入れ)、瓶子(へいし・酒入れ)、平皿、榊立てなど陶器の神具は、水かぬるま湯で洗えます。汚れが気になる場合は、食器用の中性洗剤を少量使い、洗剤が残らないよう十分にすすぎます。榊立ての内側は水垢やぬめりがつきやすいので、柔らかいスポンジでこすって落としましょう。洗ったあとは清潔な布で水気を拭き、底まで乾かしてから戻します。
真鍮や金属の灯明具は、乾いた布で拭くのが基本です。ろうが垂れて固まっている場合は、無理に爪ではがさず、布越しに指で温めてやわらかくしてから取ると、表面を傷つけません。電池式やLEDの灯明は、乾いた布で拭き、電池の液漏れがないかも見ておきます。戻すときは、撮っておいた写真を見ながら、お札、神具、お供えの順に並べます。
素材・部位別の拭き方とやってはいけないこと
神棚の掃除で失敗が起こりやすいのは、白木に水や洗剤を使ってしまうことと、金具や金箔の部分を強くこすってしまうことです。部位ごとに「してよい手入れ」と「避けること」を先に知っておくと、迷わずに作業できます。
下の表で、宮形の各部と神具、しめ縄や御簾(みす)について、拭き方と避けることを一覧にしました。そのあと、白木に水が向かない理由、金具・しめ縄・御簾の扱い、そしてシミや黒ずみが出たときの対処を順に説明します。表にない素材の神棚(塗り仕上げや、ガラスケース入りのものなど)は、購入した神具店の案内に従ってください。
| 部位・素材 | してよい手入れ | 避けること |
|---|---|---|
| 宮形・棚板(白木) | 毛ばたき→乾拭き。汚れは固く絞った布で軽く | 水拭き、洗剤、アルコール、化学ぞうきん |
| 金具・飾り金物 | 柔らかい布で軽く乾拭き | 金属磨き剤、研磨スポンジ |
| 金箔・金粉の部分 | 毛ばたきでホコリを払うだけ | 手で触れる、布でこする |
| 陶器の神具(水玉・瓶子・皿・榊立て) | 水洗い。汚れは中性洗剤を少量 | 濡れたまま戻す |
| 真鍮の灯明具 | 乾拭き。ろうは温めてから取る | 熱いうちに触る、研磨剤 |
| しめ縄・紙垂(しで) | 毛ばたきで軽く払う | 水拭き、強くはたく |
| 御簾・神鏡 | 御簾は軽く払う。神鏡は乾いた布で拭く | 御簾の水洗い、鏡にガラス用洗剤 |
白木を水拭きしない理由
白木は、塗装やニスで表面を覆っていない木です。表面に膜がないぶん、水分はそのまま木の内側へしみ込みます。しみ込んだ水が乾くときに、木の中のアクや汚れが表面に浮き出てくるため、拭いた跡が輪の形のシミや黒ずみになって残ります。水拭きをくり返すと、木肌がけば立って、ホコリがかえって引っかかりやすくなることもあります。
洗剤やアルコールは、白木の油分や色を抜いて、部分的に白っぽく変色させるおそれがあります。乾拭きで落ちる汚れは、乾拭きで済ませるのがいちばん安全です。日ごろの手入れでホコリを払っておけば、水を使う場面そのものが減ります。
金具・金箔・しめ縄・御簾の扱い
屋根の飾り金物や扉の金具は、柔らかい布で軽く拭く程度にとどめます。金属磨き剤を使うと、薬剤が周りの白木にしみてシミになります。金箔や金粉を使った部分は、指の脂でもはがれたり、くすんだりしやすいため、手で触れず、毛ばたきでホコリを払うだけにしましょう。
しめ縄や紙垂は、年末に新しいものへ替えるのが一般的なので、日ごろは毛ばたきで軽くホコリを払うだけで十分です。強くはたくと紙垂が破れたり、わらがほつれたりします。御簾は細い竹や糸でできており、水に濡らすとカビや型崩れの原因になるため、乾いた筆や毛ばたきでなでるように払います。神鏡は、乾いた柔らかい布で指紋を拭き取ります。
シミ・黒ずみが出たときと、お札を落としたときの対処
白木についた汚れやシミは、程度によって対処が変わります。下の表を目安に、軽いものから試してください。削る、薬剤を使うといった強い手入れは、元に戻せないため避けます。
| 困りごと | まず試すこと | それでも直らないとき |
|---|---|---|
| 水拭きの跡が輪ジミになった | 乾いた布で水気を取り、半日ほど自然に乾かす。乾くと目立たなくなることがある | そのまま様子を見る。気になる場合は神具店に相談 |
| 手あかで黒ずんでいる | 白い消しゴムで、目立たない場所から軽くこする | 紙やすりで削らず、神具店に相談 |
| お供えの酒や水をこぼした | すぐに乾いた布で押さえて吸い取る | 固く絞った布で一度だけ拭き、すぐ乾拭き |
| お札を床に落とした | 汚れを払い、元のとおり丁寧に納める | 破れや汚れがひどい場合は、お札をいただいた神社に相談 |
お札を落としてしまっても、慌てる必要はありません。ホコリを払い、敷いておいた白い紙の上で形を整えてから、元の位置に納めます。気持ちが落ち着かない場合や、お札が折れたり破れたりした場合は、神社に事情を伝えれば、新しいお札を受けられるか教えてもらえます。
お札・しめ縄・榊の交換時期
神棚の掃除とあわせて考えたいのが、お札やしめ縄、お供えを取り替える時期です。お札としめ縄は年に1回、年末の大掃除のあとに新しくするのが一般的です。榊と米・塩・水は、それよりずっと短い間隔で替えます。どれをいつ替えるかを決めておくと、掃除の日にまとめて済ませられます。
まず早見表で全体を示し、そのあとお札、しめ縄と神棚本体、お供えの順に補足します。地域や神社によって考え方が違うものもあるので、表はあくまで目安として使ってください。
| 取り替えるもの | 時期の目安 | 古いものの扱い |
|---|---|---|
| 米・塩・水 | 毎朝(難しければ1日・15日) | 下げたものは料理などに使っていただく |
| 榊 | 1日・15日。枯れたら早めに | 白い紙に包んで処分する |
| お札 | 年に1回、年末の大掃除のあと | いただいた神社に返納する |
| しめ縄・紙垂 | 年に1回、年末 | どんど焼きなどでお焚き上げ |
| 神棚本体(宮形) | 傷みが目立ったとき。節目で替える家庭も | 神社や神具店に相談する |
お札は年に1回、年末の大掃除のあとに新しくする
お札は1年ごとに新しいものへ取り替えるのが一般的です。年末に神社で新しいお札を受けておき、神棚の大掃除を終えたあと、きれいになった宮形へ納めます。年明けの初詣で新しいお札を受ける家庭もあり、その場合は年末に神棚を掃除して古いお札を戻し、初詣のあとに入れ替えます。
役目を終えた古いお札は、いただいた神社に返納します。多くの神社には、古いお札やお守りを納める「古札納所」が設けられており、年末年始は特に受け付けている時期です。遠方の神社のお札は、近くの神社で受け付けてもらえることもあるので、事前に問い合わせてみましょう。小正月のどんど焼き(左義長)でお焚き上げしてもらう方法もあります。
しめ縄・御簾・神棚本体の交換の目安
しめ縄と紙垂も、お札と同じく年末に新しくするのが一般的です。正月を迎える前に張り替えることで、神棚全体が新しい年の準備を終えた形になります。外した古いしめ縄は、正月飾りと一緒にどんど焼きへ持っていくか、神社の古札納所に納めます。
神棚本体(宮形)には、決まった交換時期はありません。木の割れや扉のゆがみ、取れない黒ずみなど、傷みが目立ってきたときが替えどきです。家の新築や引っ越し、5年・10年といった節目に新しくする家庭もあります。古い宮形の扱いは、神社や神具店に相談すると、お焚き上げや引き取りの方法を案内してもらえます。御簾は、日焼けや糸のほつれが目立ってきたら交換を考えましょう。
榊・水・米・塩の取り替え
米・塩・水は毎朝取り替えるのが基本とされますが、毎日が難しい家庭では、1日と15日に替えるだけでもかまいません。下げたお供えは、粗末にせず料理に使うなどして、いただくのが習わしです。水玉の水は、置いたままにすると水垢がつくので、替えるたびに器を軽くすすぐと、年末の神具洗いが楽になります。
榊は、1日と15日に新しくする家庭が多いものの、夏場は数日で葉がしおれることもあります。榊立ての水を毎日替え、茎の先を少し切り戻すと長持ちしやすくなります。枯れた榊は、白い紙に包んでから、自治体のルールに沿って処分します。生の榊の手入れが難しい場合は、造花の榊を使う家庭もあります。

神棚の掃除に関するよくある質問
- 喪中の年末も、神棚の掃除をしてよいですか?
-
神道では、家族が亡くなってから一定の期間(忌中)は、神棚の前面に白い紙を貼ってお参りを控える「神棚封じ」を行う習わしがあります。忌中の期間は、五十日祭までの50日とする考え方が多いものの、その間は掃除やお札の取り替えも控え、忌明けに紙を外してから改めて行います。期間や扱いは地域や宗派によって違うため、お札をいただいた神社に確認すると安心です。
- 神棚が無く、お札だけを棚に置いている場合はどう掃除しますか?
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考え方は神棚と同じです。お札を白い紙の上へいったん移し、置いている棚のホコリを払って乾拭きしてから、元に戻します。お札立てを使っている場合は、お札立ても乾いた布で拭いておきましょう。年末に掃除をして、新しいお札に替えるところまで同じ流れで進めます。
- 神棚と仏壇を同じ日に掃除してもよいですか?
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同じ日に掃除してかまいません。年末の大掃除で両方を済ませる家庭も多くあります。その場合は神棚を先に、仏壇を後にすると、掃除の流れとしても上から下になって進めやすくなります。使う布は神棚用と仏壇用で分けておくとよいでしょう。
- 神棚の掃除は家族の誰がしてもよいですか?
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誰がしてもかまいません。家長が行うものとする家庭もありますが、決まりがあるわけではありません。高い場所での作業になるので、踏み台に上る人と、下ろしたお札や神具を受け取る人の2人で行うと安全です。
- 年末に神棚の掃除ができなかったときは、どうすればよいですか?
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年明けに改めて行えば問題ありません。元日は掃除を控える習わしがあるので、松の内が明けてからや、1月15日などの区切りの日に済ませるとよいでしょう。年末にはホコリを払ってお供えを新しくするだけでも、新年を迎える準備になります。
まとめ|神棚の掃除は年末に1回、日ごろは月1〜2回のホコリ払い
神棚の掃除は、年末の大掃除を12月13日の正月事始めから28日ごろまでに行い、日ごろは毎月1日・15日を目安にホコリを払うと区切りがつけやすくなります。29日・31日・元日は避ける習わしがあるので、家全体の大掃除の最初に神棚を済ませる計画にすると、日取りに無理が出ません。
- 年末の大掃除は12月13日〜28日ごろ。29日・31日・元日は避ける
- 日ごろの手入れは毎月1日・15日を目安に5〜10分
- お札と神具を白い紙の上へ下ろしてから、上から下へホコリを払う
- 白木は乾拭きが基本。洗剤・アルコール・化学ぞうきんは使わない
- お札としめ縄は年に1回新しくし、古いお札は神社に返納する
年末の大掃除を家全体で進める場合は、場所ごとの手順を12月の掃除の記事にまとめています。

まずは次の1日か15日に、毛ばたきで神棚のホコリを払うところから始めてみてください。日ごろの手入れが続いていれば、年末の大掃除は乾拭きとお札の取り替えだけで、すっきり新年を迎えられます。
