洗濯に重曹を入れると汚れやにおいが落ちやすくなる、と聞いて試してみたものの、どれくらい入れればいいのか、どの服にも使っていいのか迷っていませんか。量が多すぎて服に白い粉が残ったり、ウールのセーターがごわついたりと、使い方を外すと逆効果になることもあります。
この記事では、重曹が洗濯で効く汚れと効かない汚れ、洗濯機に入れる量とタイミング、つけ置きや部分洗いの手順、使ってはいけない素材、うまくいかなかったときの直し方までをまとめました。
重曹は洗剤の代わりではなく、皮脂や汗のにおいに強くする「足し役」です。洗濯機なら水15Lあたり大さじ1を目安に、ぬるま湯で溶かしてから洗剤と一緒に入れます。ウール・シルクには使いません。
洗濯に重曹を使うと何が変わる?効く汚れ・効かない汚れ
重曹が洗濯で役に立つのは、襟や袖の黒ずみ、肌着やタオルの汗くささのように、体から出た皮脂や汗が原因の汚れです。反対に、泥や油性のシミ、食べこぼしの色素は重曹だけではほとんど動きません。ここでは、まず重曹がなぜ皮脂とにおいに効くのかを性質から説明し、次に力不足になる汚れ、最後にセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤との使い分けを表で比べます。どの汚れに重曹を使うかを先に決めておくと、量を増やしすぎる失敗も防げます。
重曹は弱アルカリ性|皮脂・汗の酸性の汚れとにおいに働く
重曹は炭酸水素ナトリウムという物質で、水に溶かすとpH8前後の弱いアルカリ性を示します。衣類につく皮脂や汗の汚れは、時間がたつと酸化して酸性に傾くため、アルカリ性の重曹と出会うと中和され、繊維からはがれやすくなります。汗くささのもとになる成分の多くも酸性なので、においを和らげる働きも期待できます。
市販の洗濯用洗剤にも、洗浄力を高めるためにアルカリ剤が入っているものがあります。重曹を足すのは、その働きを少し補うイメージです。皮脂汚れがたまりやすい枕カバーやシーツ、部活のユニフォーム、夏場の肌着など、汗をよく吸うものほど違いを感じやすくなります。
泥・油じみ・食べこぼしには力不足|洗剤の代わりにはならない
重曹には、洗剤の主成分である界面活性剤(汚れを包んで水に溶かし出す成分)が入っていません。そのため、重曹だけで洗うと汚れを繊維から引きはがしきれず、かえって汚れやにおいが残ることがあります。毎日の洗濯は洗剤が主役で、重曹は補助として足すものと考えてください。
次のような汚れは、重曹を足してもほとんど変わりません。それぞれに合った方法で落とすほうが早く確実です。
- 泥汚れ:細かい土の粒が繊維に入り込んだもの。乾かしてはたき落とし、固形石けんでもみ洗いする
- 機械油・口紅・ボールペン:油性のシミは、食器用洗剤やクレンジングでの部分洗いが向く
- カレー・ワイン・コーヒーの色:色素のシミは、酸素系漂白剤の出番
- 時間がたった黄ばみ:重曹だけでは落ちにくい。酸素系漂白剤と組み合わせる
セスキ・酸素系漂白剤との違い
同じアルカリ性の洗濯用アイテムでも、強さと得意な汚れが違います。重曹はアルカリが最も穏やかで、そのぶん洗浄力も控えめです。皮脂汚れをしっかり落としたいならセスキ炭酸ソーダ、黄ばみや除菌まで狙うなら酸素系漂白剤のほうが向いています。
| 種類 | 液性の目安 | 水への溶けやすさ | 洗濯での使いどころ |
|---|---|---|---|
| 重曹 | 弱アルカリ性(pH8前後) | 溶けにくい | 洗剤に足して皮脂・汗のにおい対策。研磨力を生かしたペースト |
| セスキ炭酸ソーダ | アルカリ性(pH10前後) | 溶けやすい | 襟・袖の皮脂汚れのつけ置き、スプレーでの前処理 |
| 酸素系漂白剤(粉末) | 弱アルカリ性(pH10〜11前後) | ぬるま湯でよく溶ける | 黄ばみ・くすみ・何度洗っても残るにおい |

洗濯機で重曹を使う方法|入れる量とタイミング
洗濯機で使うときのポイントは、量を水量に合わせることと、粉のまま入れずに溶かしてから入れることの2つです。重曹は水に溶けにくく、20℃の水100mLに9gほどしか溶けません。多く入れても洗浄力はあまり上がらず、溶け残りが白い粉になって服や洗濯機に残るだけです。ここでは水量別の分量、溶かしてから入れる手順、縦型とドラム式で気をつけることを順に説明します。入れる量は、洗濯機の表示パネルに出る水量を目安にすると決めやすくなります。
水量別の分量の目安
洗剤と一緒に使う場合、重曹は水15Lあたり大さじ1(約15g)がひとつの目安です。洗剤は表示どおりの量を入れ、重曹のぶん洗剤を減らす必要はありません。初めて使うときは少なめから始め、仕上がりを見て調整しましょう。
| 洗濯機の水量 | 重曹の量 | 洗濯物の量のイメージ |
|---|---|---|
| 約30L | 大さじ2 | 1〜2人分(3kg前後) |
| 約45L | 大さじ3 | 3〜4人分(5kg前後) |
| 約60L | 大さじ4 | まとめ洗い(7kg前後) |
表より多く入れても、汚れ落ちが比例してよくなるわけではありません。白い粉残りや、すすぎ不足の原因になるので、上限は表の量までにしておくのが無難です。ドラム式は使う水が少ないため、表の量の半分ほどから試してください。
溶かしてから入れる手順
重曹を粉のまま洗濯槽に振り入れると、衣類のすき間や洗剤ケースに溶け残りがちです。次の順番で入れると、ムラなく行き渡ります。
計量した重曹を、コップやボウルに入れた30〜40℃のぬるま湯300〜500mLで溶かします。底に粉が沈まなくなるまでよく混ぜてください。お風呂の残り湯を使ってもかまいません。
いつもどおり洗濯物を入れ、洗剤は洗剤ケースまたは洗濯槽に表示どおりの量を入れます。洗剤の自動投入タンクには、重曹を絶対に入れないでください。粉や溶け残りが固まって、つまりや故障の原因になります。
溶かした重曹水を、洗濯物の上から全体にかかるように回し入れます。縦型なら、給水が始まってから槽にたまった水へ注ぐと、さらに混ざりやすくなります。
標準コースで洗います。すすぎ1回でよい洗剤を使っている場合も、重曹を入れた日はすすぎを2回にすると、粉残りを防ぎやすくなります。洗い終わったらすぐに取り出して干しましょう。
縦型とドラム式で気をつけること
縦型洗濯機はたっぷりの水で洗うので、重曹が溶けやすく、比較的使いやすいタイプです。それでも冬場の冷たい水道水では溶け残りやすいため、ぬるま湯で溶かす手順は省かないようにしましょう。
ドラム式は少ない水で衣類をたたき洗いする仕組みで、重曹が溶けきらないまま残りやすくなります。乾燥まで続けて運転すると、溶け残った粉が乾燥フィルターや衣類に付きやすい点にも注意が必要です。重曹を入れる日は洗濯だけで止め、乾燥は別に回すと安心です。機種によっては取扱説明書で専用の洗剤・漂白剤以外を入れないよう案内している場合もあるので、先に確認しておきましょう。
つけ置き・部分洗いで使う方法|汚れ別の手順
重曹の力をいちばん引き出せるのは、洗濯機に入れる前のつけ置きと部分洗いです。洗濯機では大量の水に薄まりますが、洗面器やバケツなら濃さと温度を保ったまま汚れに時間をかけて働かせられます。ここでは基本のつけ置き、襟・袖の黒ずみに使うペースト、汗のにおいがこもったタオルや靴下、黄ばみへの対処を汚れ別に説明します。どの方法も、つけ置きや部分洗いのあとは洗濯機でいつもどおり洗って、重曹を洗い流すところまでがひと続きです。
基本のつけ置き(温度・時間・分量)
洗面器やバケツに40℃前後のぬるま湯を用意し、水5Lあたり大さじ1の重曹を溶かします。洗濯物を沈めて30分〜1時間置いたら、軽くもみ洗いして洗濯機へ移します。皮脂汚れは体温くらいの温度でやわらかくなるので、冷たい水よりぬるま湯のほうが効果的です。
つけ置きは長ければよいわけではありません。ひと晩置くと、色柄物は色落ちや色移りが起きやすくなり、浮いた汚れが再び繊維に戻ることもあります。長くても2時間ほどで切り上げましょう。色の濃い服と白い服は、別々の容器でつけ置きするのが安全です。

襟・袖の黒ずみは重曹ペーストで
ワイシャツの襟や袖口のように、皮脂が筋状にたまった部分は、重曹をペーストにして直接のせると効果的です。重曹2〜3に対して水1の割合で混ぜ、歯磨き粉くらいのかたさにします。
- 汚れた部分をぬるま湯で軽くぬらす
- ペーストを汚れの上にのせ、5〜10分置いてなじませる
- やわらかい歯ブラシで、繊維の目に沿って軽くたたくように動かす
- ぬるま湯ですすぎ、そのまま洗濯機で洗う
重曹の粒には細かい研磨の働きがあるため、強くこすると生地が毛羽立ったり、色が薄くなったりします。ゴシゴシこするのではなく、ブラシでたたいて汚れを浮かせる力加減がちょうどよいでしょう。ニットや起毛素材、プリント部分にはペーストを使わないでください。
汗のにおい・タオル・靴下
汗をたっぷり吸ったスポーツウェアやタオル、靴下のにおいには、基本のつけ置きがそのまま使えます。汗のにおいは時間がたつほど落ちにくくなるので、脱いだらその日のうちにつけ置きするのが理想です。洗濯までに時間が空くときは、洗濯かごに入れっぱなしにせず、軽く水洗いしてから干しておくと、においの元になる菌が増えにくくなります。
靴下は泥や皮脂が混ざった汚れが多いので、つけ置きのあとに足裏やつま先部分を固形石けんで軽くもみ洗いすると、さらにすっきりします。タオルは、つけ置き後に柔軟剤を入れすぎると吸水性が落ちてにおいがこもりやすくなるため、柔軟剤は控えめにしましょう。
黄ばみは酸素系漂白剤と組み合わせる
白いシャツの脇や襟の黄ばみは、落としきれなかった皮脂が長い時間をかけて酸化したものです。ここまで進むと重曹だけではなかなか白くなりません。重曹ペーストで表面の皮脂を浮かせてから、粉末の酸素系漂白剤を40〜50℃のお湯にパッケージの表示どおり溶かしてつけ置く、という二段構えが効率的です。
粉末の酸素系漂白剤は、ウール・シルクや金属のボタン・ファスナーが付いた衣類には使えません。洗濯表示で漂白の可否(三角のマーク)を確かめてから使いましょう。洗濯表示の読み方は、記号ごとの見方をまとめた記事が参考になります。

重曹を使えない衣類と安全上の注意
重曹は穏やかなアルカリ性とはいえ、どんな衣類にも使えるわけではありません。特に注意したいのは、アルカリに弱い動物性の繊維と、色落ちしやすい服、アルミなどの金属部品です。また、重曹と一緒によく使われるクエン酸や、塩素系漂白剤との組み合わせにも気をつける点があります。ここでは素材別の可否を表で確認し、そのあとに混ぜてはいけない組み合わせと、入れすぎが洗濯機に与える影響を説明します。迷ったら、まず洗濯表示で「中性」の指定がないかを確かめてください。
素材別に使えるかどうか
綿やポリエステルなど、普段の洗濯でよく使う素材は基本的に問題ありません。一方、ウールやシルク、カシミヤといった動物の毛や繭からできた繊維はアルカリに弱く、重曹を使うと縮み・ごわつき・黄ばみの原因になります。これらはおしゃれ着用の中性洗剤で洗いましょう。
| 素材・アイテム | 重曹 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| 綿・麻・ポリエステル・ナイロン | ○ | 普段の洗濯どおり使える |
| ウール・カシミヤ・アンゴラ | × | アルカリで縮み・フェルト化しやすい |
| シルク | × | アルカリで光沢が失われ、黄ばみやすい |
| レーヨン・キュプラ | △ | 水に弱く縮みやすい。洗濯表示に従い中性洗剤で洗う |
| 濃い色の綿・デニム・草木染め | △ | 色落ちすることがある。目立たない場所で試す |
| アルミの金具・ボタン付き | × | アルミが黒っぽく変色するおそれがある |
| 革・合成皮革の部分がある服 | × | 水洗い自体を避ける素材が多い |
色落ちが心配な服は、重曹水を白い布に含ませ、裾の裏など目立たない場所を軽くたたいてみてください。布に色が移るなら、重曹は使わないほうが安全です。
クエン酸と同時に入れない/塩素系と酸性は混ぜない
重曹とクエン酸を同じ水に入れると、アルカリ性と酸性が打ち消し合って、二酸化炭素の泡が出るだけになります。洗濯で両方を使いたいときは、重曹は「洗い」に、クエン酸は「すすぎ」に分け、同時に入れないようにしましょう。
もっと注意が必要なのは、塩素系漂白剤と酸性のもの(クエン酸や酢、酸性タイプの洗剤)の組み合わせです。混ざると有毒な塩素ガスが発生し、命に関わることがあります。クエン酸をすすぎに使う日は塩素系漂白剤を使わない、と決めておくのが確実です。重曹そのものは塩素系と混ざってもガスは出ませんが、漂白剤の働きを変えてしまうため、一緒に入れる必要はありません。
入れすぎ・溶け残りが洗濯機に与える影響
重曹を規定より多く入れたり、粉のまま入れたりすると、溶けきらなかった粒が洗剤ケースや排水口、糸くずフィルターにたまります。少量なら洗い流されますが、毎回続けると、排水の流れが悪くなったり、たまった粉に汚れが絡んでにおいの原因になったりします。
重曹を使う習慣がある家庭では、月に1回ほど糸くずフィルターと洗剤ケースを外して、白い固まりが付いていないか確かめましょう。付いていれば、ぬるま湯につけてやわらかくしてから洗い流します。量を表の範囲に収め、溶かしてから入れていれば、こうしたトラブルはほとんど起きません。
うまくいかないときの対処|白い粉・におい残り・ゴワつき
重曹を使った洗濯でよくある失敗は、乾いた服に白い粉が残る、ごわごわした手ざわりになる、においが思ったほど取れない、の3つです。どれも原因ははっきりしていて、多くは量・溶かし方・すすぎのどれかを見直せば解決します。においが取れない場合は、そもそも重曹では力が足りないケースもあります。ここでは症状ごとに原因と直し方を説明し、洗濯物全体が臭うときに疑いたい洗濯槽の汚れについても触れます。失敗した服も、多くは洗い直せば元に戻るので慌てなくて大丈夫です。
白い粉が残った・ゴワついた
黒っぽい服に白い粉や筋が残るのは、重曹が溶けきらなかったか、すすぎで流しきれなかったサインです。乾いたあとで気づいたら、重曹を入れずに「すすぎ+脱水」だけをもう一度回すと、たいていは取れます。次回からは量を減らし、ぬるま湯で溶かしてから入れましょう。
タオルや綿のシャツがごわつく場合も、繊維に残った重曹が原因のことが多くあります。すすぎを1回増やすか、すすぎの水に小さじ1ほどのクエン酸を溶かして入れると、残ったアルカリが中和されて手ざわりがやわらぎやすくなります。このときは塩素系漂白剤を同じ日に使わないことを守ってください。
においが取れない
重曹を使っても、洗ったあとに濡れると戻ってくるような「戻りにおい」は、繊維の奥に残った皮脂と菌が原因です。この段階になると重曹のアルカリでは力が足りず、酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かしたつけ置きのほうが向いています。温度・時間・素材ごとの可否は、次の記事で詳しく説明しています。

部屋干しのときだけ臭うなら、洗い方より乾かし方に原因があります。洗濯物が乾くまでに時間がかかるほど菌が増えやすいので、干す間隔やサーキュレーターの使い方を見直しましょう。

洗濯槽が臭うなら重曹より専用クリーナー
特定の服だけでなく、洗ったものがどれも臭うときは、衣類ではなく洗濯槽の裏側にたまったカビや汚れが原因かもしれません。重曹で洗濯槽を掃除する方法も紹介されていますが、専用クリーナーに比べると汚れを落とす力は弱く、メーカーによっては重曹での槽洗浄を勧めていません。洗濯槽の汚れには、酸素系か塩素系の洗濯槽クリーナーを使うのが確実です。
洗濯槽の汚れがたまる原因には、洗剤や柔軟剤の入れすぎ、洗濯物の入れっぱなし、使ったあとフタを閉めたままにすることなどがあります。クリーナーの選び方と、縦型・ドラム式それぞれの手順は次の記事にまとめています。

洗濯の重曹でよくある質問
- 洗剤を使わずに、重曹だけで洗濯できますか?
-
汗を少しかいた程度の肌着やタオルなら、重曹だけでも洗えなくはありません。ただし重曹には汚れを包んで落とす界面活性剤が入っていないため、皮脂汚れや食べこぼしは落ちきらず、においが残ることがあります。普段の洗濯は洗剤を使い、重曹は足して使うほうが確実です。
- 柔軟剤と一緒に使っても大丈夫ですか?
-
重曹は洗いの段階、柔軟剤はすすぎの段階で入るので、同じ洗濯の中で使ってかまいません。柔軟剤は柔軟剤ケースに入れ、重曹は洗濯槽に入れるようにしてください。重曹を柔軟剤ケースに入れると溶け残りの原因になります。
- 重曹とクエン酸はどう使い分ければいいですか?
-
重曹は皮脂や汗など酸性の汚れを落とすために「洗い」で使い、クエン酸は残ったアルカリを中和して手ざわりを整えるために「すすぎ」で使います。同じ水に同時に入れると打ち消し合うので、必ずタイミングを分けましょう。クエン酸を使う日は、塩素系漂白剤を使わないことも守ってください。
- 食用・掃除用・薬用の重曹は、どれを使えばいいですか?
-
洗濯には、価格が手ごろな掃除用(工業用)で十分です。食用や薬用は純度の基準が厳しいぶん値段が高く、洗濯での効果に大きな差はありません。ただし掃除用は食品に使えないので、台所に置く場合は容器に用途を書いておくと取り違えを防げます。
- 毎回の洗濯に重曹を入れてもいいですか?
-
量を守り、溶かしてから入れていれば毎回でも問題はありません。ただ、汚れの少ない日まで入れる必要はないので、汗をかく季節や、においが気になる洗濯物がある日に絞って使うと手間も費用も抑えられます。使い続ける場合は、糸くずフィルターに粉がたまっていないか時々確かめましょう。
- 部屋干しの生乾き臭にも効きますか?
-
洗い残した皮脂を減らす意味では役に立ちますが、生乾き臭は乾くまでに時間がかかって菌が増えることが主な原因です。重曹を入れるだけでは防ぎきれないので、洗濯後すぐに干す、間隔をあけて風を当てるなど、早く乾かす工夫と組み合わせてください。
まとめ
洗濯での重曹は、皮脂や汗のにおいに強くするための補助役です。洗剤は表示どおりに入れ、重曹は水15Lあたり大さじ1を目安に、ぬるま湯で溶かしてから洗濯槽に入れます。襟や袖の黒ずみはペースト、汗くさいタオルや靴下は40℃前後のつけ置きが向いています。黄ばみや戻りにおいのように重曹では力不足な汚れは、酸素系漂白剤に任せましょう。
- 洗剤の代わりではなく、洗剤に足して使う
- 量は水15Lあたり大さじ1。ドラム式はその半分から
- ぬるま湯で溶かしてから入れ、自動投入タンクには入れない
- つけ置きは40℃前後・水5Lに大さじ1・30分〜1時間
- ウール・シルク・アルミの金具付きには使わない
- クエン酸とは同時に入れず、すすぎに分ける
まずは汗をかいた日の肌着やタオルで、少なめの量から試してみてください。仕上がりを見ながら量と使う場面を決めていけば、重曹は洗濯の心強い助っ人になります。
